このような方にオススメ
- サッシの鍵交換の費用や方法を知りたい方
- サッシ窓の鍵が開け閉めしづらくなってきた方
- 鍵が古く、防犯性に不安を感じている方
サッシ窓の鍵を長年使用していると、開け閉めがスムーズにいかなくなることがあります。
特に、古い住宅のサッシ窓に使用されているクレセント錠は、経年劣化によってしっかりと施錠できなくなることも。
このような不具合は防犯性の低下につながるため、できるだけ早く対処しなければなりません。
しかし、「サッシ窓の鍵交換費用はどれくらいだろう?」と疑問に思う方も多いはずです。
そこでこの記事では、サッシ窓の鍵交換にかかる費用の相場や、防犯性能を向上させる方法、自分で交換する方法などを解説します。

クレセント錠
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目次
サッシ窓の鍵交換費用の相場は?
サッシ窓の鍵を交換する際は、自分で交換するか、鍵業者に依頼するかの2つの選択肢があります。
自分で交換する場合は、費用を安く抑えられますが、鍵の種類や取り付け方法によっては専門的な知識や工具が必要です。
一方、業者に依頼する場合は費用が高くなりますが、専門知識を持ったプロが確実に交換してくれるため安心です。
- 自分で鍵交換する:2,500円〜
- 鍵業者に依頼する:8,000円〜
自分で鍵交換する:2,500円〜
自分でサッシの鍵を交換する場合、費用はサッシ用の鍵の購入代金のみなので2,500円〜が目安になります。
工具を持っていない場合は、プラスドライバーなど簡単な工具の購入費用も別途必要です。
サッシ用の鍵はホームセンターやインターネットで手に入るため、作業に慣れている方であればDIYでも交換できます。
ただし、鍵のサイズが合わないと取り付けられないため、どの商品を選んだら良いか分からない方は鍵業者に依頼するのが安心です。
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鍵業者に依頼する:8,000円〜
一方、鍵業者に依頼する場合は8,000円〜が相場です。
交換する鍵の種類によって料金が変動するほか、鍵業者によっては出張費(3,000円〜)が別途かかることもあります。
また、深夜・早朝の作業を依頼する場合は時間外料金が必要になることも。
「カギお助け本舗」では出張費無料で対応させていただいています(ただし、お見積り前のお客様都合でのキャンセルの場合はキャンセル料が発生するケースがあります)。
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サッシ窓の鍵交換が必要なケース
日々の生活でサッシ窓を開け閉めしていると、気づかないうちに劣化が進んでいます。
ここからは、サッシ窓の鍵交換が必要なケースについて見ていきましょう。
サッシ窓の鍵交換が必要なケース
- 鍵の破損・不具合がある
- 10年以上使用している
- サビ・カビが発生している
- 防犯性能を高めたい
鍵の破損・不具合がある
クレセント錠は、長年使用しているとバネが劣化したり、部品がすり減ったりして、スムーズに動かなくなることがあります。
鍵を回しても空回りするほか、しっかりと施錠できない場合は、内部の摩耗が原因かもしれません。
こうした不具合を放置していると、防犯上のリスクが高まるだけでなく、突然壊れて開閉できなくなる恐れもあるため、早めの鍵交換がおすすめです。
10年以上使用している
クレセント錠に明確な耐用年数はありませんが、一般的にはおよそ10年程度が交換の目安とされています。
10年ほど経つと、見た目には問題がなくても、プラスチック部品が劣化したり、ネジが緩んだりして、鍵としての機能が落ちることがあります。
とくに築年数の古い住宅や、同じ鍵を長く使っている場合は、交換を検討する良いタイミングです。
サビ・カビが発生している
窓まわりは湿気や雨風の影響を受けやすく、クレセント錠にとってもサビやカビが発生しやすい環境と言えます。
サビやカビが発生すると鍵が回しにくくなったり、最悪動かなくなったりなどの不具合が起きやすくなります。
サビやカビが目立つ場合は交換のサインと捉えましょう。
防犯性能を高めたい
サッシ窓の鍵の防犯性能に不安がある場合も、鍵交換の良いタイミングです。
特に、空き巣の手口が巧妙化している昨今では、古い鍵だと簡単にピッキングされるだけでなく、ガラスを破られて鍵を開けられてしまうリスクがあります。
古い鍵は防犯性能が低い傾向にあるため、ぜひこの機会に鍵交換を検討しましょう。
【注意】賃貸は必ず大家さんや管理会社に連絡を
賃貸物件に住んでいる方がサッシ窓の鍵を交換する場合は、必ず大家さんや管理会社に相談しましょう。
無断で交換してしまうと、契約違反となる恐れがあり、退去時に原状回復の費用を請求される可能性もあります。
あらかじめ許可を得たうえで、サッシ窓の鍵を交換しましょう。
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サッシ窓の防犯性能を高める方法
サッシ窓は、空き巣の侵入経路として狙われやすい場所の一つです。
空き巣などの侵入被害を防ぐには、サッシ窓の防犯性能を高めることが大切です。
ここでは、サッシ窓の防犯性能を高める方法を4つ紹介します。
防犯性能の高いクレセント錠を取り付ける
従来のクレセント錠は構造が単純で、こじ開けやすいタイプが多く、防犯性に不安が残ります。
最近では、さまざまな防犯機能を備えたクレセント錠が登場しており、取り替えることで空き巣の侵入を防ぐ効果が期待できます。
防犯性能の高いクレセント錠
- ボタン付きクレセント錠:ボタンを押さないと開かないロック機能付きのクレセント錠
- キー付きクレセント錠:専用の鍵を使って開け閉めするクレセント錠
- ダイヤル式クレセント錠:暗証番号がないと開かないダイヤル式のクレセント錠
補助錠を取り付ける
手軽に防犯性能を向上させるなら、補助錠を追加するのも効果的です。
サッシや窓のレール部分に補助錠を取り付けることで、窓の開閉を物理的に制限できます。
特に、サッシ用の補助錠は外から開けることが難しく、鍵の数が増えることで手間がかかるため、狙われにくくなる効果が期待できるでしょう。
種類も多く、レールにはめ込むだけで設置できる簡易タイプもあるので、気軽に防犯対策したい方にもおすすめです。
防犯フィルムを貼り付ける
窓からの侵入手口として多いのが、窓ガラスを破壊して屋内に侵入する、いわゆる「ガラス破り」です。
クレセント錠の近くのガラスを割って手を差し込み、鍵を開ける手口がよくみられます。
この対策として有効なのが防犯フィルムの貼り付けです。
防犯フィルムを貼り付けることで破壊を困難にし、侵入にかかる時間を長引かせて犯行を諦めさせる効果があります。
防犯対策として効果的な方法の一つと言えるでしょう。
防犯性能の高いガラスに取り替える
防犯性能の高いガラスに取り替えるのも有効な方法です。
たとえば「防犯ガラス(合わせガラス)」は、ガラスの間に特殊な中間膜が挟み込まれており、通常のガラスに比べて破壊に時間がかかるのが特徴です。
1階や人通りの少ない窓を防犯ガラスに交換することで、安心感が格段に高まります。
なお、本サイト「カギお助け本舗」を運営するBEST株式会社では、ガラス交換や修理のご依頼も承っております。
サッシ窓の防犯性能を高めたい場合は「ガラスお助け本舗」までお問い合わせください。
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サッシの鍵交換をDIYする方法
DIYに慣れている方であれば、サッシ窓の鍵を自分で交換することも可能です。
以下の手順を参考に、作業を進めてみてください。
サッシの鍵交換をDIYする方法
- 寸法を測って新しい鍵を準備する
- 元々ついている鍵を取り外す
- 新しい鍵を取り付ける
1. 寸法を測って新しい鍵を準備する
サッシ窓に合う鍵を用意するためには、まず現在ついているクレセント錠のメーカーとタイプを調べましょう。
同じ鍵が手に入らない場合は、できるだけ同じサイズのクレセント錠を選ぶのが無難です。
「本体の厚み」「ネジ穴の間隔」「クレセントの中心から鍵を引っかける部分までの長さ」を測り、このサイズに合った交換用の鍵をホームセンターやインターネットで購入しましょう。
2. 元々ついている鍵を取り外す
プラスドライバーを使って、古いクレセント錠を固定しているネジを外します。
この時、サッシに傷をつけないよう、慎重に作業を進めてください。
ネジが固くて回らない場合は、無理に力を加えず、潤滑油などを使うとスムーズに外れることがあります。
3. 新しい鍵を取り付ける
古い鍵を外したら、あらかじめ測った位置に新しいクレセント錠をしっかりと固定します。
ネジを締める際は、きつく締めすぎると鍵の動きが悪くなることがあるため、スムーズに動く程度の力加減で調整しましょう。
鍵を取り付けた後は、スムーズに鍵の開け閉めができるか必ず確認してください。
わずかなズレでも正常に機能しないことがあるため、必要に応じて位置を微調整することが重要です。
【要確認】引きバネの交換だけで済む場合もある
クレセント錠の不具合が引きバネ(錠の戻りを助ける部品)の劣化によるものであれば、本体全体ではなく引きバネの交換だけで修理できることもあります。
コストも抑えられるため、まずは原因を見極めることが大切です。
不具合を感じたら、お気軽に「カギお助け本舗」までご連絡ください。
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サッシ窓の鍵交換をDIYする際の注意点
DIYでサッシ窓の鍵交換を行う際は、いくつかの注意点があります。
失敗を防ぐためにも、以下のポイントを必ず確認してから作業に取り掛かりましょう。
サッシ窓の鍵交換をDIYする際の注意点
- 右用と左用を間違えない
- ネジ穴の距離に注意
右用と左用を間違えない
クレセント錠には、窓の開く向きに合わせて「右用」と「左用」があります。
これは、鍵を取り付けるサッシ窓のどちら側に付いているかによって決まります。
間違ったものを購入すると取り付けられないため、事前に必ず確認しておきましょう。
ネジ穴の距離に注意
クレセント錠は、メーカーや型番によってネジ穴の間隔(ビスピッチ)が異なります。
見た目が同じでも、ネジの位置が少し違うだけで取り付けられず、もしネジ穴の位置が違う商品を選んでしまうと、サッシの枠に新しく穴を開け直す必要が出てきます。
これは手間がかかるだけでなく、サッシを傷つけてしまうリスクもあります。
必ず元の鍵のネジ穴の間隔を測ってから、同じ間隔(ビスピッチ)の商品を選ぶようにしてください。
サッシ窓の鍵交換は鍵業者に依頼するのが安心
DIYに慣れている方であれば、自分でサッシ窓の鍵を交換できます。
しかし、間違った鍵を購入すると取り付けられないのはもちろん、そもそもどの鍵を取り付ければ良いのか分からない方も多いはずです。
確実に適切な鍵を取り付け、万全の防犯対策を行うためにも、専門知識のある鍵業者への依頼をおすすめします。
「カギお助け本舗」では、サッシ窓の鍵交換の実績も豊富にあります。
目的や予算に応じて最適な鍵をご提案いたしますので、お気軽にお問い合わせください。