プッシュ式（テンキー式）金庫が開かない！原因と対処法を徹底解説【暗証番号・電池切れ・故障別】

プッシュ式（テンキー式）金庫が開かない原因はさまざまですが、電池切れや暗証番号の入力ミスなど、ちょっとした原因で開かなくなるケースがほとんどです。

暗証番号を連続して何度も間違えると、イタズラ防止機能が作動してロックがかかることがあります。

ロック中に慌てて操作を続けると、ロック時間が延長されてしまう機種もあるため注意が必要です。

この記事では、プッシュ式（テンキー式）金庫が開かない原因と対処法を解説します。

鍵業者に依頼した際の費用相場や悪徳鍵業者に騙されないための3つのポイントも紹介していますので、ぜひ最後までご覧ください。

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まずは確認！プッシュ式（テンキー式）金庫の開け方

金庫が開かないのは、実は単純な操作ミスが原因かもしれません。

まずは、プッシュ式（テンキー式）金庫の正しい開け方を確認しましょう。

プッシュ式（テンキー式）金庫の正しい開け方

テンキー式金庫では、あらかじめ登録された暗証番号を入力した後、「#」や「ENTER」などを押して鍵を開けます。

数字を間違えて押した際は、「C」や「＊」などを押してから再度操作しましょう。

また、プッシュ式（テンキー式）金庫のなかには、テンキーに加えてシリンダー（鍵穴）が付属しているモデルもあります。

この場合、パターン1として、鍵をさしてから右（または左）に回したうえで暗証番号を入力し、「#」や「ENTER」などを押すと鍵が開きます。

金庫によっては、パターン2として、暗証番号を入力して「#」や「ENTER」を押した後に鍵を右（または左）に回すタイプもあります。

メーカーによって手順が異なるため、パターン1と2どちらも試してみましょう。

プッシュ式（テンキー式）金庫が開かない原因と対処法

プッシュ式（テンキー式）金庫が開かない原因はさまざまですが、多くは以下の6つに分類できます。

具体的に見ていきましょう。

電池が切れている

プッシュ式（テンキー式）金庫が開かない原因で多いのは電池切れです。

テンキーを押しても反応しない、ライトがつかない、音がしないなどの場合は電池切れを疑いましょう。

国内で製造された金庫の多くは扉の外側に電池ボックスがあり、カバーを外せば自分で簡単に電池を交換できます。

一方、国外で製造された金庫は扉の内側に電池ボックスがあることが多く、このケースでは鍵が開いていないと電池を交換できません。

「カギお助け本舗」では、金庫の鍵開けにも対応しており、プッシュ式（テンキー式）金庫の鍵開け実績も豊富にございます。

安心してご依頼ください。

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暗証番号がリセットされている

プッシュ式（テンキー式）金庫によっては、電池を交換した時に暗証番号が初期化されてしまうことがあります。

初期化された場合、取扱説明書に記載されている初期暗証番号で開けられます。

取扱説明書が手元にないときは、金庫メーカーに問い合わせて確認しましょう。

物が入りすぎている

金庫の中に書類や貴重品を詰め込みすぎると、ロックバーが金庫本体の枠に引っかかり、扉が開かないことがあります。

この場合は、扉を軽く押しながら開錠操作を試してみましょう。

暗証番号を間違えている

焦って操作をすると、間違った暗証番号を入力してしまいがちです。

たとえば、スマートフォンの暗証番号と勘違いしていた、6桁だと思っていたら実は4桁だった、あるいは暗証番号の一部（例：「1357」と「1375」）を入れ替えて押しているなど、無意識に思い違いをしているケースがあります。

金庫が開かないときは、番号を確認し、ゆっくり丁寧に操作し直してください。

タイムロックがかかっている

多くのプッシュ式（テンキー式）金庫には、防犯上の観点から、誤入力を繰り返すと一定時間操作を受け付けなくする「イタズラ防止機能」が備わっています。

ロックされている時間はメーカーやモデルによって異なり、3分〜5分の短いものもあれば、1時間以上待たないと再度操作できないものもあります。

ロック中に操作をするとペナルティとしてロック時間がリセットされるほか、さらに延長される機種も存在します。

「開かない」と思ったら、30分〜1時間ほど時間を置いてから再度試すようにしましょう。

内部の電子基板が故障している

電池の交換や暗証番号の確認など、基本的な対処法を試しても開かないときは、内部の電子基板が故障している可能性が考えられます。

このようなケースでは自力での修理は難しいため、鍵業者に依頼して対応してもらいましょう。

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どうしても開かないときに試したいこと・避けるべきこと

続いて、ここまで紹介した方法を試しても開かないときに試したいことと避けるべきことを紹介します。

非常解錠キーを使う

多くのプッシュ式（テンキー式）金庫には、緊急時に使用する「非常解錠キー」が付属しています。

電池が切れてボタンが反応しない、暗証番号が分からなくなった、電子基板の故障が疑われる緊急事態の際にも、非常解錠キーを使えば鍵を開けられます。

ただ、防犯上の理由やデザイン性を踏まえて非常解錠キーの鍵穴は見えにくい場所にあることがほとんどです。

テンキーやメーカーロゴの下などに隠されていることもあるので、焦らず落ち着いて探しましょう。

金庫を破壊して開けるのは非推奨

一部のWebサイトには、金庫をバールやドリルなどで破壊して開ける方法が紹介されています。

しかし、素人が金庫を簡単に壊すことはできず、金庫内部の貴重品を傷つけてしまうほか、ケガをするリスクもあるためあまりおすすめできません。

どうしても開かないときは、鍵業者に依頼しましょう。

「カギお助け本舗」では、破壊せずに開ける「非破壊開錠」の実績も豊富です。

作業前にきちんと見積もりを提示しているため、作業後に追加で費用が発生することはありません。

安心してご依頼ください。

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自力で開かない場合はメーカーか鍵業者に相談

自力で金庫を開けられない場合は、無理に続けずに金庫メーカーか鍵業者に相談しましょう。

メーカーに問い合わせる

自力でプッシュ式（テンキー式）金庫が開かない際はメーカーに問い合わせるのも選択肢の一つです。

開かない原因が電子基板の故障や部品の不具合だった場合、純正の部品を使って修理してもらえる点がメリットと言えます。

一方で、部品の取り寄せに数週間かかるケースもあるほか、メーカー対応は基本的に日数を要する傾向があるため、余裕を持って依頼することが大切です。

以下に主要メーカーのお問い合わせ先をまとめました。

メーカー名	公式サポートページ	電話番号	受付時間
EIKO（エーコー）	https://eiko-store.com/product_inquiry	0570-099-177（代表）	平日9:00〜17:00
ダイヤセーフ	https://dia-safe.com/contact/	記載なし	記載なし
日本アイ・エス・ケイ	http://www.king-ind.co.jp/support/index.html	03-3833-0851	記載なし
クマヒラ	https://www.kumahira.co.jp/contact/	近隣拠点へ連絡（公式案内に準拠）	記載なし
イトーキ（ITOKI）	https://www.itoki.jp/cs/	0120-164177	平日9:00〜17:45
コクヨ	https://www.kokuyo.co.jp/support/	0120-201-594	平日9:00〜16:00
ディプロマット	https://diplomat-jpn.com/inquiry/	03-6424-8588（代表）	平日9:00〜12:00 / 13:00〜17:00
セントリー	https://masterlocksentry.jp/sentry/order/	03-5447-5311	9:00〜17:30
アイリスオーヤマ	https://www.irisohyama.co.jp/support/	0120-211-299​​	9:00〜17:00
オカムラ	https://www.okamura.co.jp/inquiry/office/	0120-81-9060	平日9:00～17:00

鍵業者に依頼する

鍵業者の多くは、家の鍵トラブルのほか金庫の鍵トラブルにも対応しています。

「すぐに開けたい」「中に重要書類が入っている」など、急を要する際は鍵業者へ依頼するのがおすすめです。

「カギお助け本舗」では全国の鍵業者と提携していて、エリアによっては最短5分で駆けつけられます。

24時間365日いつでも対応しておりますので、急なトラブル時にも安心してご連絡ください。

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鍵業者に依頼した際の費用目安と流れ

鍵業者へ依頼する際に気になるのが「費用」と「作業の流れ」です。

ここでは、プッシュ式（テンキー式）金庫の鍵開けにかかる費用相場と作業完了までの流れを解説します。

プッシュ式（テンキー式）金庫の鍵開け：1万1,000円〜

プッシュ式（テンキー式）金庫の鍵開け費用は1万1,000円〜が目安です。

暗証番号を再設定したいときは、初期化作業や内部機構の調整が必要となり、鍵開け費用とは別に追加料金（1万1,000円〜）がかかるケースもあります。

鍵開けで対応できることがほとんどですが、状況によっては破壊を伴う作業になることもあり、その際は特殊工具を使用するため、2万円以上請求されることも。

作業内容によって費用が異なるため、作業前に必ず見積もりを取り、総額や追加料金の有無を確認することが重要です。

出張費：+3,300円〜

鍵業者によっては、作業料金に追加で3,300円〜の出張費が加算されることがあります。

対応エリア外だとさらに高額になるほか、深夜や早朝などの時間帯は割増料金になることも。

「カギお助け本舗」では出張費は無料で対応させていただいています（ただし、お見積り前のお客様都合でのキャンセルの際はキャンセル料が発生するケースがあります）。

依頼〜作業完了までの流れ

まずは電話やWebフォームから問い合わせし、金庫の種類や試した開け方などをできるだけ詳しく伝えましょう。

鍵業者が現地に到着したら改めて状況を説明し、正確な見積もりを提示してもらいます。

「相場よりも高すぎる」「金額に納得がいかない」などと感じた場合は、その場で断って他の鍵業者に依頼するのも一案です。

鍵開けが完了したら料金を支払い、領収書を忘れずに受け取って終了となります。

「カギお助け本舗」では、金庫の鍵開けのご依頼も承っております。お気軽にご連絡ください。

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騙されないために！悪徳鍵業者を見分ける3つのポイント

残念ながら、鍵業者のなかには相場よりも明らかに高額な料金を請求するほか、本来は不要な作業を強要する悪質な業者も存在します。

トラブルに巻き込まれないよう、以下のチェックポイントを確認してください。

料金は相場と比べて適正か

金庫の鍵トラブルにかかる費用には、ある程度の相場があります。

「鍵開け980円〜」といった表示料金はあり得ない料金であることがほとんどで、実際には「特殊作業費」や「特殊工具費」などを上乗せして高額請求するケースも報告されています。

提示された料金に納得がいかない場合は作業を断るほか、被害に遭ったときは消費生活センターへ相談しましょう。

電話対応は丁寧か

電話対応は、その鍵業者の信頼性を見極めるポイントの一つです。

質問に対して明確に答えず、「とりあえず現場に向かいます」「今すぐ決めないと作業できません」などと急かす鍵業者は、悪質な可能性があるので注意しましょう。

少しでも不安に感じたら、ほかの鍵業者に依頼するのがおすすめです。

無理な押し売りはないか

「そのような状態だと破壊する必要があります」「破壊せずに開けることは不可能です」など、高額な作業に誘導する鍵業者も存在します。

少しでも不審に感じたら、はっきりと断りましょう。

万が一契約して高額請求を受けた場合、クーリングオフ制度の対象となるケースがあります。

困ったときは、消費生活センターへの相談もおすすめです。

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プッシュ式（テンキー式）金庫が開かないときは焦らず鍵業者に相談を

プッシュ式（テンキー式）金庫が開かない原因は、電池切れや暗証番号の入力ミスなどがほとんどです。

本記事で紹介した対処法を試しても開かない場合は金庫メーカーか鍵業者に相談しましょう。

「カギお助け本舗」では、プッシュ式（テンキー式）金庫の鍵トラブルを24時間365日受け付けております。

非破壊での鍵開けにも対応しており、経験豊富なスタッフが迅速・丁寧に対応いたします。

「すぐに開けたい」「中の書類を取り出したい」といった緊急時にも安心してご依頼ください。

ご連絡お待ちしております。