このような方にオススメ
- 鍵が急に回らなくなり、開け閉めできずにお困りの方
- まずは自分でできる対処法を試してみたいと考えている方
- 鍵の修理や交換を業者に依頼する場合の費用相場を知りたい方
- 悪質な鍵業者による高額請求などのトラブルを避けたい方
「鍵が回らない……」
「自分でできる対処法はないかな?」
玄関の鍵が急に回らなくなると、家に入れず焦ってしまいますよね。
ただ、無理に回すと鍵が折れたり、鍵穴が壊れたりさらに症状が悪化することもあります。
そんなときこそ落ち着いて対処することで、意外と簡単に解決へとつながることもあります。
この記事では、自分でできる対処法を6つ紹介します。
それでも解決しない場合に備えて、鍵業者に依頼すべきケースや修理費用の目安、注意点などをくわしく解説していきます。
相談無料!鍵トラブルをすぐに解決したい場合は「カギお助け本舗」
こちらもCHECK
-
-
賃貸は要注意!鍵が入るけど回らないときの対処法や費用相場、NG行為を解説
このような方にオススメ 賃貸物件にお住まいで、鍵が回らなくて困っている方 自分で試せる応急処置や正しい対処法を知りたい方 鍵業者に依頼した際の費用相場を知りたい方 鍵が入るけど回らない状況はよくある鍵 ...
続きを見る
目次
鍵が回らない原因と自分でできる対処法6つ
鍵が回らないからといって、すぐに鍵業者に依頼しなければならないとは限りません。
ここでは、鍵業者に頼る前に自分でできる6つの対処法を紹介します。
自分でできる対処法
- 違う鍵をさしていないか確認する
- 鍵が奥までささっているか確認する
- 鍵が変形していないか確認する
- 合鍵の精度が悪くないか確認する
- 鍵(キー)に汚れがついていないか確認する
- 潤滑剤が不足していないか確認する
1. 違う鍵をさしていないか確認する
鍵が回らないとき、最初に確認すべきことは「正しい鍵を使っているか」です。
とくに複数の鍵を持ち歩いている場合、うっかり似た形状や色の鍵をさしてしまうことがあります。
マンションやアパートでは、共用部の鍵や宅配ボックスの鍵が似た形状をしているケースがあり、見た目だけでは区別がつかないこともあります。
【対処法】
まずは冷静になり、正しい鍵を使用しているかどうか確認しましょう。
複数ある場合は、落ち着いて1本ずつ試すことが大切です。
慌てているときほど単純なミスをしやすいため、まずは正しい鍵を使用しているか疑ってみるとよいでしょう。
2. 鍵が奥までささっているか確認する
鍵が回らない理由として、「奥まで差し込まれていない」ケースも考えられます。
原因として考えられるのは鍵穴の中に詰まったホコリや砂などです。
異物によって最後まで鍵が入らず回らないことがあります。
玄関まわりが風雨にさらされやすい環境では、鍵穴に異物が入りやすいため、異物が入っていないか疑ってみましょう。
【対処法】
鍵をまっすぐに持ち、力を入れずにゆっくりと差し込み直してみてください。
スムーズに奥まで入るようであれば、他に原因があるかもしれませんが、途中で止まるような感触があれば、無理に押し込まずに異物を取り除いてから回してみましょう。
鍵が開いていても回らない場合、部屋の中から掃除機を持ってきて鍵穴の汚れを取り除きましょう。
なかには、鍵が閉まっている状態で回らないケースもあります。
その場合は、ホームセンターなどでエアダスターを購入し、鍵穴に吹き付けてみましょう。

出典:Amazon(エアダスター/ナカバヤシ)
3. 鍵が変形していないか確認する
鍵の素材は金属とはいえ、思っているよりもやわらかく、ちょっとした衝撃や荷重でまがってしまうことがあります。
たとえば、ポケットに入れたまま座ったり、カバンの中で押しつぶされたりすると、鍵が変形することもあります。
一見まっすぐに見えても、わずかに歪んでいる場合があります。
ほんの少しでも角度がずれていると、鍵穴に正しくフィットせず回らない原因になります。
【対処法】
まずは鍵を平らな面に置いて、先端が浮いたりしていないか確認してください。
わずかな反りや曲がりでも、鍵穴の繊細な内部機構に影響を与えます。
もし変形している場合、無理にさして回すのは絶対にNGです。
鍵穴の中で折れ、症状がより悪化してしまいます。
鍵が空いている状態で鍵が回らない場合はスペアキーに切り替えてみましょう。
それでも回らない場合は、鍵そのもの(錠前)の交換を検討する必要があります。
応急処置的にペンチなどでまっすぐに直そうとする人もいますが、余計に破損するおそれがあるためおすすめできません。
4. 合鍵の精度が悪くないか確認する
鍵が回らない原因はさまざまで、合鍵を使用している場合には、合鍵そのものの精度に問題があるかもしれません。
鍵にはさまざまな種類がありますが、住宅の玄関などに多く用いられるシリンダー錠の内部には小さなピンがいくつも並んでいます。
正しい鍵を差し込むと、このピンがピタッと並びスムーズに回るようになります。
しかし鍵が合っていないとピンが揃わず、回すことができません。
合鍵はおもに純正の鍵を元に複製されますが、その際にわずかな誤差が生じることがあります。
そのわずかなズレが鍵穴と合わずに動作不良を引き起こします。
純正の鍵が高精度でつくられている場合、合鍵の精度が追いついていないと、回らない・引っかかるといったトラブルの原因になります。
とくにディンプルキーなどの複雑な形状の鍵は、専門業者以外では精度の高い複製が難しいため、合鍵の質が鍵の動作に大きく関わります。
【対処法】
手元に純正の鍵がある場合は、そちらで試してみてください。
問題なく回るようであれば、合鍵の精度に原因があると考えられます。
今後は、鍵専門店で合鍵を作ってもらうことをおすすめします。
専門の機械と技術で削られた鍵は再現精度が高く、トラブルが起きにくくなります。
こちらもCHECK
-
-
ディンプルキーが回らない原因と対処法10選!鍵のプロが費用相場やNG行動なども解説
このような方にオススメ ディンプルキーが回らなくてお困りの方 ディンプルキーが回らないときの対処法を知りたい方 修理や交換を鍵業者に依頼する場合の費用相場を知りたい方 防犯意識の高まりとともに普及が進 ...
続きを見る
5. 鍵(キー)に汚れがついていないか確認する
鍵そのものに付着した汚れが原因で、回らなくなるケースもあります。
ポケットやかばんの中に鍵を入れていると、皮脂やホコリ、砂ぼこりなどが付着しやすくなります。
汚れが鍵の溝や凹凸に入り込み、鍵穴とのかみ合わせを悪くしてしまうのです。
【対処法】
やわらかい布で鍵全体をふき取りましょう。
汚れがこびりついている場合は、綿棒にアルコールを含ませてていねいに掃除すると効果的です。
清潔な状態を保つことで、鍵のトラブルを未然に防ぐことにもつながります。
6. 潤滑剤が不足していないか確認する
鍵が回らない場合、鍵穴の潤滑剤が足りていないことも考えられます。
鍵穴の内部には、長期間にわたって鍵がスムーズに機能し続けるために、製造段階で少量の潤滑剤が塗布されています。
しかし、長年の使用や環境の変化によって、潤滑剤が不足することがあります。
【対処法】
鍵穴に潤滑剤を吹き付けるだけで鍵が回るようになることもあります。
潤滑剤にはさまざまな種類があり、鍵穴用のものを選ぶ必要があります。
ネットショップのほかホームセンターなどでも1,000円以下で手に入ります。

出典:Amazon(美和ロック/鍵穴専用潤滑剤)
潤滑剤の代わりに鉛筆でも代用できます。鉛筆には黒鉛が使われており、その黒鉛が潤滑剤代わりになって滑りを良くしてくれます。
詳しくは、「鍵が入るけど回らないときは鉛筆が使える!6つの対処法や業者に依頼する流れ、費用も紹介」の記事で紹介しています。あわせてご覧ください。
それでも鍵が回らない場合に疑うべき原因と対処法3つ
これまで紹介した6つの対処法をすべて試しても鍵が回らない場合、内部のパーツがこわれているおそれがあります。
この段階になると、自力での対処が難しいため、無理をせず専門の鍵業者へ相談することをおすすめします。
ここでは、鍵穴(シリンダー)や錠に不具合がある場合に考えられる原因と、それぞれの対処法について詳しく解説します。
自力での対処が難しい場合に考えられる原因
- 鍵穴(シリンダー)が破損している可能性がある
- 鍵そのもの(錠前)が破損している可能性がある
- ストライクの位置がズレている可能性がある
1. 鍵穴(シリンダー)が破損している可能性がある
鍵をさしても途中で引っかかるような感触があり、押し込んでも回らない場合、鍵穴部分(シリンダー)に異常が生じている可能性があります。
シリンダーは複数の小さな部品で構成されており、鍵(キー)をさしこむことでシリンダー内部の部品が正しい位置に並び、回るようになります。
しかし経年劣化やサビ、ゴミの侵入によって鍵(キー)をさしてもシリンダー内部の部品が正しい位置に並ばず、正常に動かなくなることがあります。
とくに長年使い続けている鍵や雨風にさらされやすい環境下では、内部の部品が腐食して動作不良を起こすケースも少なくありません。
【対処法】
鍵穴部分(シリンダー)の破損が疑われる場合、自力での修理はおすすめできません。
無理に分解を試みたりすると、かえって症状が悪化して鍵そのものが使えなくなるおそれがあります。
信頼できる鍵業者に状況を説明し、シリンダーの修理または交換を依頼するのが確実です。
2. デッドボルトやその他周辺が破損している可能性がある
鍵穴には異常がないように見えても、デッドボルトやその周辺部分がこわれていると、鍵が回らなくなることがあります。
デッドボルトとは、鍵を鍵穴に指し込んで左右に回すと出たり入ったりするボルトのことをいいます。
【対処法】
部品の交換や調整だけで済むケースもありますし、症状によっては錠ごと新しいタイプへ交換することも検討されます。
無理に何度も鍵を回そうとすると、さらなる破損や鍵が折れたりするおそれがあります。
内部の不具合は外からでは判断しにくいため、早めに専門の鍵業者に相談しましょう。
3. ストライクの位置がズレている可能性がある
ストライクとは、ドア枠側に取りつけられている金具のことです。
鍵を鍵穴に指し込んで左右に回すと出たり入ったりするボルト(デッドボルト)が、ストライクのくぼみにきちんとはまって鍵が施錠されます。
建物のゆがみや、何度も強くドアを閉めた衝撃、地震などによってストライクがズレることがあります。
その結果、ボルト(デッドボルト)の動作が妨げられて鍵が回らなくなることがあります。
日によって鍵がスムーズに回らないような場合も、ストライクのズレが原因の可能性があります。
【対処法】
鍵が開いている状態であれば、自身で対応できることもありますが、鍵が閉まっている状態であれば迷わず鍵業者に依頼しましょう。
鍵が開いている場合、まずはドアを開け閉めしてみてください。
開け閉めする前後で、鍵の回し具合に大きな違いがある場合は、ドアを少し押したり引いたりして鍵を回してみるのも有効です。
それで回る場合、ストライクの位置ズレが原因である可能性が考えられます。
ただし、ストライクの調整には工具と正確な知識が必要なため、自力での対応は難易度が高くなります。
自信がない場合は鍵業者に依頼するのが賢明です。
相談無料!鍵トラブルをすぐに解決したい場合は「カギお助け本舗」
こちらもCHECK
-
-
鍵が入るけど回らない原因9選!自分でできる解決法や鍵業者の費用相場とは
このような方にオススメ 鍵が急に回らなくなり、開け閉めできずお困りの方 鍵が回らない原因と自分で試せる対処法を知りたい方 鍵業者に依頼する場合の費用相場や業者の選び方を知りたい方 鍵が回らないときのN ...
続きを見る
鍵が回らないときにやってはいけないこと5つ
鍵が突然回らなくなると、焦って力ずくで回したくなることもあります。
しかし、自己判断で間違った対処をしてしまうと、かえって状況を悪化させてしまいます。
ここでは、トラブルを大きくしないために「やらないほうがいい行動」を紹介します。
これらを避けることで、過度な出費を抑えることにもつながります。
1. 力まかせに鍵を回そうとする
鍵が動かないとき、つい「強く回せばなんとかなるかも」と思ってしまうものです。
しかし無理やり回すのは非常に危険です。
鍵自体が折れるだけでなく、鍵穴(シリンダー)を破損して鍵の開け閉めができなくなることがあります。
結果として、通常なら必要なかった交換や分解作業が発生し、費用も数万円単位で高額になることがあるため、力づくで鍵を回すようなことは絶対にやめましょう。
2 . よくわからないまま分解しようとする
鍵が回らないと、稀に鍵穴(シリンダー)やドアノブなどを外すことを試みる人もいますが、専門知識がない状態で分解するのは非常にリスクが高い行為です。
鍵(錠)は精密に設計されており、分解の途中で内部構造がずれてしまったり、ネジを紛失したりすると元の状態に戻せなくなるおそれがあります。
その結果、鍵全体を取りかえることになってトラブルが長引くだけでなく、費用面でも大きな負担になります。
内部構造に原因があるかもしれないと感じたときは、無理に開けようとせず、鍵専門の業者に任せましょう。
3. 針金などで異物を取り出そうとする
鍵穴の中に異物が入っているかもしれないからといって、針金やつまようじ、ヘアピンなどを差し込んで取り出そうとするのも絶対にNGです。
針金などで異物を引っかけようとすると、逆に奥へ押し込んでしまったり、内部のピンを曲げてしまったりします。
鍵穴内部はとても繊細なパーツで構成されており、外から見えない部分に無理に触れると、重大な故障につながるおそれがあります。
異物が詰まっていると感じたときは、エアダスター(空気スプレー)を使ってやさしく吹き飛ばしましょう。
それでも解決しない場合は、自分で取り出そうとせず、早めに専門業者に相談するのが安全です。

出典:Amazon(エアダスター/ナカバヤシ)
4. 鍵穴用ではない潤滑剤を使う
鍵が回らないときの対処法として、潤滑剤を噴射する方法が挙げられます。
この際、必ず「鍵穴対応」と書かれた潤滑剤を使うようにしましょう。

出典:Amazon(美和ロック/鍵穴専用潤滑剤)
家庭用や金属部品用の潤滑剤には油分が多く含まれています。
鍵穴に使用すると、一時的にはスムーズに動くように感じても内部にホコリが付着しやすくなり、鍵穴が詰まってしまうなどさらに状態を悪化させます。
たとえば、鍵穴の潤滑剤としてKUREの「5-56シリーズ」を代用するケースがありますが、「ホコリなどが固まってさらに症状が悪化した」という報告を数多く受けています。
そもそもKUREの「5-56シリーズ」は潤滑剤ではなくサビ取りスプレーです。
鍵穴用ではない潤滑剤を使うのは絶対にNGです。
必ず「鍵穴対応」と書かれている潤滑剤を使いましょう。
5. 知識もなく自分で鍵(錠前)を交換しようとする
鍵が回らないとき、最終手段として「自分で交換してしまおう」と考える人もいます。
鍵が開いている状態であれば、交換用のシリンダーや工具を購入して自分でも交換できるかもしれません。
しかし実際の作業には注意が必要です。
知識がないまま交換作業をすると、適切に取り付けられず、鍵がかからない、開かないといった新たなトラブルを招く可能性があります。
見た目が似ていても、ドアの型や厚さ、錠前の規格によって適合する商品は異なります。
合わない商品を無理に取り付けようとすると、ドアそのものを傷つけてしまうおそれもあります。
さらに、取り付けが甘いと防犯性にも支障をきたすため、結果として安全面に不安が残ります。
知識がないまま自身で鍵の交換をするのはあまりおすすめできません。
DIYに自信がない場合は、専門の鍵業者に依頼するのが賢明といえます。
相談無料!鍵トラブルをすぐに解決したい場合は「カギお助け本舗」
鍵業者に依頼したときの費用相場と流れ
自分でできる対処法をすべて試しても鍵が回らない場合や、鍵穴などに破損がある可能性が高いときは、無理をせずに鍵業者へ依頼すると安心です。
ただし、費用面や作業内容がわからないまま依頼すると、あとから高額請求をされてしまうケースもあります。
ここでは、鍵業者に依頼したときにかかる費用の目安や、依頼から作業完了までの一般的な流れについて解説します。
費用の相場は修理なら1万円〜、交換なら3万円〜
鍵業者に依頼した場合、鍵の種類や状況に応じて費用は大きく変動します。
たとえば鍵穴部分(シリンダー)の不具合を微調整するだけなら修理で対応できる場合もあります。
この場合、部品の交換などは必要ないので1万円〜修理できます。
一方、パーツの交換が必要な場合は3万円〜が相場になります。
早朝や深夜に依頼すると割増料金が発生する場合もあります。
できる限り費用を抑えたい場合は時間帯も考慮しましょう。
特殊な鍵の場合は数十万円かかることもある
一見すると普通の鍵に見えても、特殊な構造のものや海外製の鍵を採用している場合、鍵の交換や修理に数十万円を要することがあります。
たとえば海外製の鍵は、専門作業や部品の取り寄せが必要になるため、高額になる傾向があります。
鍵の種類がわからない場合でも、鍵業者に状況を伝えればおおよその費用感や対応の可否を教えてくれます。
相談無料!鍵トラブルをすぐに解決したい場合は「カギお助け本舗」
鍵業者に依頼する流れ
鍵業者に依頼する前に手順を理解しておくと、より安心して対応を任せられます。
以下は一般的な流れです。
1. 電話またはインターネットで問い合わせ
まずは鍵のトラブルに対応している業者に連絡します。
インターネットからフォーム入力で依頼できるところもありますが、緊急の場合は電話のほうが迅速です。
問い合わせの際には現在の状況をくわしく説明しましょう。
2. 作業スタッフが現場に到着、見積もり
作業員が到着し、実際に鍵やドアの状態を確認します。この時点であらためて正式な見積もりが提示されます。
事前の見積もりなく作業がはじまった場合は、必ず見積書の作成を依頼しましょう。
また、「ここから先は追加料金が発生する可能性があるかどうか」を確認し、発生する可能性がある場合は事前に確認すると安心です。
3. 作業開始・完了・支払い
鍵業者が提示する見積もりに納得したら作業に進んでもらいます。
作業完了後は、その場で現金やクレジットカード、電子マネーなどで支払います。
鍵業者によっては領収書を発行しない場合もあるため、必要であれば事前に確認しましょう。
だまされないために!鍵業者に依頼するときの注意点
鍵が回らないというトラブルは緊急性が高く、焦っているときほど冷静な判断がむずかしくなります。
その心理につけ込み、不当な高額請求をする鍵業者も存在します。
ここでは、鍵業者に依頼する前に知っておきたい注意点を3つ紹介します。
知らずに依頼してしまうと大きなトラブルにつながるおそれもあるため、事前に確認しておくことが大切です。
修理代金が安いからと鵜呑みにしない
インターネットで鍵業者を探していると、よく見かけるのが「作業費980円〜」などの格安広告です。
一見お得に見えますが、実際に依頼してみると「鍵のタイプが特殊だった」「部品交換が必要」などと説明され、最終的な請求額が十数万円にのぼるケースも報告されています。
安さをうたう広告は、あくまで“最も軽微な作業”に対しての価格であることが多く、一般的な鍵トラブルには当てはまらないことがほとんどです。
「カギお助け本舗」は全国にある優良鍵業者と提携しています。安心してご依頼ください。
相談無料!鍵トラブルをすぐに解決したい場合は「カギお助け本舗」
相場よりも高すぎる場合は契約しない
業者に依頼して見積もりを受け取ったとき、その金額が「高すぎるのでは?」と感じた場合は、一度立ち止まって考えることが大切です。
鍵の交換や修理にはある程度の費用がかかりますが、明らかに相場を大きく上回る金額が提示された場合、何かしらの不当な上乗せが行われている可能性があります。
よくある不自然なケース
- 鍵の開錠作業だけで5万円以上かかる
- シリンダー交換に10万円以上を請求される
- 「緊急対応だから」「特殊な道具を使ったから」として高額な追加費用が発生する
このような説明を受けた場合でも、すぐに判断せず、「検討したいので一度断ってもいいか」と伝えて様子を見ましょう。
また、「その場で即決しないと対応できない」などの圧力をかけてくる業者は避けたほうが無難です。
違和感を覚えたら、いったん断る勇気を持つことが大切です。
「クーリングオフできない」と言われても諦めない
クーリングオフとは契約の申し込みや締結後でも、一定期間内であれば申し込みを撤回したり、契約を解除したりできる制度です。
訪問販売による取引の場合、契約書面を受け取った日から8日以内であれば、原則として理由を問わず契約を解除できます。
しかし鍵の専門業者から「お客様ご自身が訪問を希望したため、クーリングオフは適用できません」といった説明を受けることがあります。
一方で、公式サイトで表示されていた安価な料金設定を見て修理を依頼したにもかかわらず、実際に高額な修理代を請求されるようなケースでは、契約の解除が認められる可能性があります。
「クーリングオフできないかも…」と思っても、泣き寝入りせず、まずは消費者相談窓口に連絡してみてください。
参考
消費者庁:鍵のトラブルに関する注意喚起
国民生活センター:鍵業者との契約トラブル
鍵が回らないときは「原因の見極め」と「冷静な対処」が第一歩
玄関の鍵が回らないと焦って行動してしまいがちですが、まずは落ち着いて、鍵や鍵穴の状態をひとつずつ確認することが重要です。
今回紹介した6つの対処法を試すだけで、自力で解決できるケースも多くあります。
それでも改善しない場合は、鍵穴や錠前の破損、ストライクのズレなど、内部の不具合が疑われます。
こうした場合は、無理に対応しようとせず、信頼できる鍵業者に依頼することがトラブルをこじらせないポイントです。
「カギお助け本舗」では、個人宅はもちろん法人企業や公的機関からもご依頼いただいております。
玄関だけでなく、室内扉や事務所扉などあらゆる鍵の修理、交換に対応しております。安心してご依頼ください。