このような方にオススメ
- トイレのドアノブ交換費用を知りたい方
- 交換費用を安く抑えたい方
- 自分で交換できるか迷っている方
「トイレのドアノブに不具合がある」
「鍵が閉まりにくくて騙し騙し使っている…」
ドアノブが調子悪いにもかかわらず放置して使い続けると、突然ドアが開かなくなったり、ドアノブが外れたりといった深刻なトラブルにつながる可能性があります。
いざ交換を検討しても「費用はいくらかかる?」「自分でできる?」と迷う方は多いでしょう。
本記事では、トイレのドアノブ交換にかかる費用相場を解説します。
費用が高額になるケースや安く抑える方法、信頼できる鍵業者の選び方、依頼時の注意点も紹介していますので、最後までぜひご覧ください。
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目次
トイレのドアノブ交換をする前に確認しておきたいこと2つ
トイレのドアノブが不具合を起こしても、必ずしもすぐに交換が必要とは限りません。
実は簡単な調整だけで直ることもあります。
また、賃貸物件に住んでいる場合は自己判断でドアノブ交換するのは原則としてNGです。
ドアノブの調子が悪いときは、交換する前に以下の2点を確認してみましょう。
まずは確認!ドアノブのネジを締め直すだけで解決することも
ドアノブがぐらつく場合、単純にネジの緩みが原因であるケースが考えられます。
トイレは使用頻度が高いため、日常的な開閉で少しずつネジが緩み、それが不具合につながるのです。
この場合は、プラスドライバーでネジを締め直すだけで改善することもあるので、まずはネジが緩んでいないか確認しましょう。
賃貸の場合はまず管理会社や大家さんに相談
賃貸物件に住んでいてドアノブに不具合が生じた場合、自己判断で交換するのは原則としてNGです。
多くの賃貸借契約書には「室内設備の修理・交換は必ず管理会社を通すこと」と定められています。
事前の許可なく無断でトイレのドアノブを交換してしまうと、退去時に元のドアノブに戻すための費用を負担する羽目になるほか、場合によっては損害賠償の責任を問われる可能性も。
賃貸物件に住んでいる方は、まず管理会社や大家さんに相談して対応を確認しましょう。
民法第606条第1項
「賃貸人は、賃貸物の使用及び必要な修繕をする義務を負う。ただし、賃借人の責めに帰すべき事由によってその修繕が必要となったときは、この限りではない。」
民法:e-Gov 法令検索
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トイレのドアノブ6種類と費用目安
トイレに使用されるドアノブは主に6種類あり、それぞれ特徴も費用相場も異なります。
ここでは代表的な6種類のドアノブについて解説します。
トイレのドアノブ6種類と費用目安
- レバーハンドル錠:3,000円〜1万円
- 円筒錠:3,000円〜1万5,000円
- チューブラ錠:3,000円〜1万円
- 打掛錠:数千円〜1万5,000円
- スライド錠:数千円〜6,000円
- 鎌錠:3,000円〜2万円
レバーハンドル錠:3,000円〜1万円
レバーハンドル錠はトイレのドアノブとしても定番で、軽い力で操作できるため、お子様からご年配の方まで幅広く使用できます。
費用の相場は3,000円〜1万円で、デザインやカラーも豊富にラインナップしています。
円筒錠:3,000円〜1万5,000円
円筒錠は、錠前が一体となったタイプのドアノブです。
シンプルな作りのものなら数千円から購入でき、デザイン性や耐久性に優れたもの、あるいは施錠状態が外からわかる表示機能が付いたタイプは1万円を超える場合もあります。
チューブラ錠:3,000円〜1万円
チューブラ錠はドアノブの内部にある錠の機能が、チューブ状のケースにすべて収まっているのが特徴です。
シンプルな構造のため取り付けやすく、扱いやすいことから、賃貸住宅や一般家庭のトイレでも広く採用されています。
見た目が似ている円筒錠との違いは、台座にネジがあるかどうかで見分けられます。
費用相場は3,000円〜1万円が目安です。
打掛錠(うちかけじょう):数千円〜1万5,000円
打掛錠はドアの内側からつまみ(かんぬき)を受け金具に引っ掛けて扉をロックするシンプルなタイプです。
和式トイレや古い家屋のほか、公衆トイレ、商業施設の個室トイレの内鍵で多く採用されています。
費用の相場は数千円〜1万5,000円です。
スライド錠:数千円〜6,000円
スライド錠は、ドアの内側でつまみを横にスライドさせて施錠するタイプで、公共施設のトイレなどに多く使われています。
費用は数千円〜6,000円程度が目安です。
鎌錠:3,000円〜2万円
鎌錠は、ドアを閉めると鎌のような金具が受け具に引っかかる仕組みで、引き戸タイプのトイレに使われます。
価格は材質やデザインによって異なり、シンプルなものなら数千円程度で購入可能です。
一方、外側から使用中かどうかがわかる表示機能や、緊急時に開けられる非常解錠機能を備えたタイプは2万円前後になることもあります。
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【作業別】トイレのドアノブ交換の費用相場
鍵業者にトイレのドアノブ交換を依頼する場合、ドアノブのみ交換するのか、錠ケースごと交換するのかによって費用が大きく変わります。
依頼前にトイレのドアノブ交換の費用相場を把握しておきましょう。
ドアノブのみ交換する場合:1万円〜
チューブラ錠であれば錠前とドアノブが分離しているので、ドアノブ部分だけを交換することで不具合が解消されます。
ドアノブのみ交換する場合の費用は、部品代+作業代でおおよそ1万円からが相場です。
作業時間も30分〜1時間ほどで済むことが多く、軽度な不具合ならドアノブを交換するだけで解決できる可能性が高いでしょう。
ただし、ドアの規格が特殊だったりメーカー品を指定したりすると部品代が高額になり、総額で2万円以上かかることもあります。
錠ケースごと交換する場合:2万円〜
トイレのドアノブの不具合は、錠前の劣化が原因であることがほとんどです。
そのため、修理の際はドアノブだけでなく錠ケースごと交換するのが一般的で、費用は2万円からが目安となります。
防犯性やデザイン性の高いドアノブを選ぶと、3万円以上かかることもあります。
出張費:+3,000円
依頼する鍵業者によっては、作業費用に加えて出張費がかかります。
相場は3,000円前後ですが、対応エリア外の地域になると高額になることも考えておきましょう。
「カギお助け本舗」では、出張費をいただいておりません(ただし、お見積もり前にお客様のご都合でキャンセルされた場合、キャンセル料が発生することがあります)。
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トイレのドアノブ交換費用が高くなるケース
トイレのドアノブ交換は、状況によって費用が高くなることもあります。
ここでは、費用が高くなる代表的なケースについて紹介します。
解錠作業が必要
たとえば、トイレのドアノブが壊れて鍵を開けられないといった状況では、まず解錠作業を行わなくてはいけません。
鍵業者に解錠を依頼すると、ドアノブ交換とは別に1万5,000円〜の費用がかかると考えておきましょう。
とくに防犯性の高い鍵や古い特殊な鍵だと解錠に時間がかかり、その分、費用が高額になるケースもあります。
取り付け穴の加工が必要
取り付け穴の加工は、新しいドアノブのサイズや形状が既存の穴に合わないときに必要で、通常のドアノブ交換費用に加えて数千円〜1万円ほど追加でかかります。
規格の異なるドアノブを選んだ場合に起こりやすいため、費用を抑えたい場合はできるだけ同じ規格のドアノブを選ぶのがポイントです。
作業が増える分、費用も上乗せになるため注意しましょう。
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鍵業者にドアノブ交換を依頼する流れと注意点
残念ながら、トラブルにつけこんで相場とはかけ離れた高額な料金を請求する悪徳鍵業者も珍しくありません。
ここでは鍵業者にドアノブ交換を依頼する流れと、鍵業者選びで気をつけたいポイントを解説します。
ドアノブ交換を依頼する流れ
まずは、インターネットで鍵業者を探し、電話か問い合わせフォームで問い合わせましょう。
その際、トイレのドアノブの種類や不具合の症状をできるだけ詳しく正確に伝えてください。
作業員が到着したら、作業前に必ず部品代・作業費・出張費が含まれた詳細な見積もりを提示してもらいましょう。
作業後は、ドアの開閉や施錠がスムーズにできるかを一緒にチェックし、問題がなければ、費用を支払って終了です。
作業前にもらった見積書と最終的な請求額がちゃんと合っているか、忘れずに確認してください。
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相場より安すぎる鍵業者は避ける
相場より極端に安い料金を提示する鍵業者には注意が必要で、消費者庁も注意喚起をしています。
たとえば、「鍵開け980円〜」と安く見せかけ、作業後に高額な追加費用を請求されるケースもあります。
しかし実際にはあり得ない料金であることが多く、「特殊作業費」や「特殊工具費」などを上乗せして高額請求するケースも存在します。
少しでも不審に感じた場合は作業を断るほか、被害に遭ったときは消費者センター(188:全国共通)へ相談しましょう。
参考
不安を煽る説明を鵜呑みにしない
鍵業者によっては「特殊な作業が必要」「内部構造が複雑で分解が困難」といった理由で、どうにか費用の上乗せを求めてくるケースがあります。
不安を煽るような言い方をされても冷静に対応することが重要です。
鍵業者からの説明に納得し、信頼できると判断したうえで契約するようにしましょう。
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トイレのドアノブ交換費用を安く抑える方法
ドアノブの交換費用は、工夫次第で負担を減らすことが可能です。
ここでは、費用を抑える3つのポイントを紹介します。
トイレのドアノブ交換費用を安く抑える方法
- 「交換」ではなく「修理」で済ませる
- 安価なドアノブに交換する
- DIYでドアノブ交換する
「交換」ではなく「修理」で済ませる
ドアノブに不具合があっても、「ぐらつく」「回しにくい」といった軽度の症状は、ネジの締め直しなど簡単な修理で解決する場合があります。
修理なら数千円程度で収まることも多く、費用を大幅に抑えられるでしょう。
安価なドアノブに交換する
ドアノブの種類やグレードによって費用は大きく変わります。
高機能でデザイン性の高いドアノブを選ぶと1万円以上かかることもありますが、シンプルなタイプなら数千円から購入可能です。
費用を抑えたい場合は、低価格帯の製品を選びましょう。
DIYでドアノブ交換する
工具の扱いに慣れている方であれば、DIYでのドアノブ交換も安く済ませる有効な手段です。
ホームセンターやネットショップでドアノブを購入し、自分で交換すれば作業費用を節約できます。
ただし、ドアノブの選び方を間違えると取り付けられないため、DIYを検討する方は次の章をご確認ください。
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トイレのドアノブ交換費用を抑えるならDIYもあり
ここでは、DIYした場合の費用相場やドアノブの選び方、交換手順について解説します。
DIYで交換した場合の費用相場
DIYでトイレのドアノブを交換する場合、必要なのはドアノブ代のみです。
ホームセンターやネットショップで購入でき、相場は3,000円〜1万円ほどが目安になります。
工具はプラスドライバーがあればほぼ対応でき、鍵業者に依頼するより大幅に安く済むでしょう。
ただし、規格違いやサイズが合わないと取り付けられないため、「どのドアノブを選んで良いのか分からない」という方は、鍵業者に依頼すると安心です。
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トイレのドアノブの選び方2ステップ
ドアノブを自分で交換するなら、現在ついている製品と全く同じものか、互換品を選ぶのが失敗しないための鉄則です。
ドアノブは、防犯上返品できないケースも多いため、事前の確認が欠かせません。
とくにチェックすべきポイントは、以下の2点です。
- メーカー・型番
- ドアの寸法
メーカーや型番は、ドアノブ本体や台座部分に刻印されています。
続いて、以下の寸法を確認します。
- ドア厚(DT):ドアの厚み
厚みが合わないとドアノブが固定できず、取り付けできないことがあります。
- バックセット(BS):ドア端からノブ中心までの距離
位置がずれると、ビス穴を開け直す必要が生じます。
- フロントプレートの高さと幅
サイズが合わないと、固定が不安定になってしまいます。
- ビスピッチ:フロントプレートのネジの間隔
サイズが合わないと、ネジ穴がずれて取り付けができません。
円筒錠やチューブラ錠を交換する際は、台座の直径の確認が重要です。
直径が合わないと、ドアに残った古い取り付け穴を隠しきれなかったり、ぐらつきの原因になったりするため、購入前に必ず測っておきましょう。
ドアノブを交換する手順
ここでは、比較的構造がシンプルなレバーハンドル錠の交換手順について紹介します。
交換手順
- ドアノブの台座部分のビスを、プラスドライバーで取り外す
- 内側と外側のドアノブを引き抜く
- ドアの側面の金属プレートを固定しているビスを外し、ラッチケースを取り出す
- ネジ穴の位置やラッチの向きを確認しながら、新しいラッチケースを差し込む
- 最後に、内側・外側から新しいドアノブを取り付け、ビスでしっかり固定する
この流れで作業すれば、初めてでも30分〜1時間程度で交換できます。
そのほかのドアノブの交換手順については、「ドアノブ交換はホームセンターで販売している部品でできる?費用相場や選び方を解説」の記事で解説しています。
あわせてご確認ください。
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緊急時にトイレのドアを開ける方法4選
トイレのドアが急に開かなくなったら、まずは落ち着いて、身近なもので開けられないか試してみましょう。
ここでは、緊急時にトイレのドアを開ける方法を4つ紹介します。
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【外側から】非常解錠装置を使う
トイレ用のドアノブには、外側に小さな丸穴や溝が付いていることがあります。
これを非常解錠装置といい、10円玉やマイナスドライバーをさし込み、ゆっくり回すと解錠できます。
まずは非常解錠装置を使って開くか確認してみましょう。
【外側から】表示窓を動かす
「使用中(赤)/空室(青)」と表示される窓付きのドアノブの場合、マイナスドライバーや細いピンを使って表示窓部分を動かすと解錠できることがあります。
少しずつゆっくりと動かすのがポイントです。
【外側から】ハンガーを使う
ドアとドア枠の間にすき間がある場合、針金ハンガーを差し込んで、ドア側面の金具(ラッチボルト)を押し込むと鍵が開くことがあります。
ラッチはドア側面の金具で、斜めに飛び出している部分です。
うまくいかない場合はドアやドア枠を傷つける可能性があるため、無理をせず鍵業者に依頼しましょう。
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【内側から】トイレットペーパーの芯やカードを使う
トイレの中から出られなくなった場合は、トイレットペーパーの芯や厚めのカードを使って開けられるか試してみましょう。
まず、ロックされていないことを確認したら、トイレットペーパーの芯をドアとドア枠のすき間に差し込みます。
ドア側面にある金具(ラッチボルト)を押し込むことで解錠できる場合があります。
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トイレのドアノブは鍵業者に依頼して安心・確実に交換しよう
ドアノブのみ交換する場合は1万円からが相場ですが、多くは錠前ごと交換する必要があり、2万円からが目安になります。
取り付け穴の加工や解錠作業が必要な場合、さらに高額になるケースも考えられます。
DIYでも比較的簡単に交換できますが、ドアノブの選び方を間違えると取り付けられないため、「どのドアノブを選んで良いか分からない」という方は、鍵業者に依頼するようにしましょう。
「カギお助け本舗」はトイレのドアノブ交換実績も豊富にございます。
全国の優良鍵業者と提携していて、365日24時間受付可能です。
お気軽にご相談ください。