このような方にオススメ
- ドアノブの故障や老朽化で交換を検討している方
- ホームセンターでドアノブを購入したい方
- ドアノブの種類別の費用相場や特徴を知りたい方
- ドアノブ交換の手順や注意点を知りたい方
ドアノブ交換を検討していて、「ホームセンターで販売している部品でできるの?」「どれくらいの費用がかかる?」と疑問に思っている方も多いのではないでしょうか。
本記事では、ホームセンターで購入できるドアノブの種類や交換の手順をわかりやすく解説します。
鍵業者に依頼した際の費用相場も紹介していますので、ドアノブ交換を検討している方はぜひ最後までご覧ください。
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目次
ホームセンターで販売している部品でドアノブ交換できる?
結論として、リビングやトイレなどの室内用ドアノブはホームセンターで販売している部品でも交換できますが、玄関用のドアノブは専門性が高く、ホームセンターでの品揃えは限られています。
玄関は高い防犯性が求められるため、種類も多く、ドアのサイズに合ったものを探す必要があります。
そのため、ネットショップで購入するのが一般的です。
自分で交換するのが不安なら、無理をせず鍵業者に相談することをおすすめします。
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ドアノブの種類と費用の目安
ドアノブは大きく以下の6種類に分けられ、それぞれ特徴や価格帯が異なります。
室内用は数千円から購入できますが、玄関用は防犯性を重視するため1万円以上が目安です。
ドアノブの種類と費用の目安
- レバーハンドル錠:3,000円〜1万円
- 円筒錠:3,000円〜1万5,000円
- チューブラ錠:3,000円〜1万円
- インテグラル錠(玉座):5,000円〜2万円
- プッシュプル錠:1万円〜5万円
- サムラッチ錠:1万円〜5万円
ここからは、それぞれの特徴と費用を詳しく解説します。
レバーハンドル錠:3,000円〜1万円
レバーハンドル錠は、室内用ドアノブのなかで最も一般的なタイプです。
少ない力で開閉できるため、高齢者や子どもでも安心して使えます。
比較的価格も安く、デザインやカラーも豊富にそろっています。
費用の目安 | 3,000円〜1万円 |
主な設置場所 | 寝室やリビング、トイレなど |
円筒錠:3,000円〜1万5,000円
円筒錠はノブの中央に鍵穴がついたタイプで、室内から勝手口まで幅広く利用されています。
ホームセンターでも入手しやすく、安価なものは3,000円程度で購入できます。
防犯性の高いタイプでは1万円を超えることもあるでしょう。
費用の目安 | 3,000円〜1万5,000円 |
主な設置場所 | 室内ドア・簡易的な玄関 |
チューブラ錠:3,000円〜1万円
チューブラ錠はドアノブの内部にある錠の機能が、チューブ状のケースにすべて収まっているのが特徴です。
見た目が似ている円筒錠との違いは、台座にネジがあるかどうかで見分けられます。
取り付けが簡単で価格も手頃なため、DIY初心者におすすめなうえ、家中の室内ドアに幅広く使えます。
費用の目安 | 3,000円〜1万円 |
主な設置場所 | 室内全般 |
インテグラル錠(玉座):5,000円〜2万円
インテグラル錠(玉座)は円筒錠を改良したタイプで、円筒錠はラッチボルトしか付属していないのに対し、インテグラル錠(玉座)はラッチボルトに加えてデッドボルトも付属しているのが特徴です。
耐久性と防犯性に優れていることから勝手口や玄関で使われることが多く、コストを抑えつつセキュリティを確保したいシーンに適しています。
費用の目安 | 5,000円〜2万円 |
主な設置場所 | 勝手口・玄関 |
プッシュプル錠:1万円〜5万円
プッシュプル錠は、押す(プッシュ)・引く(プル)のワンアクションで開閉できるタイプのドアノブです。
価格は高めですが、防犯性能も高く、快適性と安全性を兼ね備えています。
費用の目安 | 1万円〜5万円 |
主な設置場所 | 玄関 |
サムラッチ錠:1万円〜5万円
サムラッチ錠は装飾性が高く、洋風住宅にマッチするデザインが魅力です。
デザイン性を重視する方に人気がありますが、種類によってはDIYでの交換難易度が高い場合もあります。
費用の目安 | 1万円〜5万円 |
主な設置場所 | 玄関 |
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ドアノブ交換のための選び方ガイド
ドアノブ交換を自分で行う場合、適切な製品選びが最も重要です。
サイズが合わなければ設置できないのはもちろん、防犯上の理由から購入後の返品は基本的にできません。
そのため、できるだけ今ついているドアノブと同じもの、あるいは同等品を選ぶのが失敗を防ぐポイントです。
ここからは、ドアノブの選び方について詳しく解説します。
メーカーと型番を確認する
最初に確認すべきなのが、メーカーと型番です。
メーカーごとに商品の形状やサイズが異なり、見た目が似ていても互換性がないことがあります。
取り付けられないといった失敗を避けるためにも、必ず確認してください。
型番が確認できない場合は、ドアノブの側面やプレートに刻印がないか確認しましょう。

MIWA 13LA
上の画像のプレートに刻印されている「MIWA 13LA」は、ドアノブではなく、ドアに内蔵されている錠ケースの型番です。
ドアノブを交換する際は、公式サイトなどでこの「MIWA 13LA」に適合する製品を選ぶようにしてください。
ドアの寸法を確認する
次に、ドアの寸法を確認します。
ドアノブを正しく取り付けるためには、複数箇所の寸法をチェックする必要があります。
どれか一つでも合わないと取り付けできないため、メジャーなどを使って以下のポイントをすべて測っておきましょう。
1. ドア厚(DT):ドアの厚み
厚みが合わないとドアノブが固定できず、取り付けできないことがあります。
2. バックセット(BS):ドア端からノブ中心までの距離
位置がずれると、ビス穴を開け直す必要が生じます。
3. フロントプレートの高さと幅
サイズが合わないと、固定が不安定になってしまいます。
4. ビスピッチ:フロントプレートのネジの間隔
サイズが合わないと、ネジ穴がずれて取り付けができません。
円筒錠やチューブラ錠の場合、丸い台座の直径を測りましょう。
直径が合わないと既存の穴を隠せなかったり、固定が不安定になったりすることがあります。
これらを事前に確認しておけば、「買ったけれど取り付けられない」といったトラブルを防ぎ、スムーズに交換作業を進められます。
用途に合わせて選ぶ
最後に、ドアノブを取り付ける場所や使う人に合わせて選びましょう。
室内ドアなら使いやすさやデザインを、玄関ドアなら防犯性能を重視するのが基本です。
例えば寝室やリビングには開閉しやすいレバーハンドル錠、トイレには内側から施錠できるチューブラ錠、玄関にはプッシュプル錠やインテグラル錠など、防犯性の高いタイプを選ぶと安心です。
また、使う人の視点も大切で、お子さんや高齢の方が使うドアなら、軽い力で操作できるレバーハンドル錠を選ぶといいでしょう。
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ドアノブを交換する手順
ドアノブは種類によって構造が異なり、交換方法も少しずつ変わります。
ここからは、代表的な6種類のドアノブについて、基本的な手順を紹介します。
いずれの場合も、ラッチボルトの斜面はドアの開く方向を向くように設置してください。
レバーハンドル錠の交換方法
レバーハンドル錠は構造がシンプルなので、プラスドライバーがあれば簡単にDIYで交換できます。
ドアノブ交換の手順は以下の通りです。
レバーハンドル錠の交換手順
- ドアノブの台座にあるビスをドライバーで外す
- 内側と外側のレバーを引き抜く
- ドア側面にあるフロントプレートのビスを外し、中にあるラッチケース(ラッチボルトが内蔵された部分)を引き抜く
- ビスの位置・ラッチボルトの向きを確認しながら、新しいラッチケースを取り付ける
- 新しいドアノブを内側・外側から差し込み、ビスで固定する
円筒錠の交換方法
円筒錠を交換する際は、プラスドライバーに加え、マイナスドライバーとキリを用意しておきましょう。
交換の手順は以下です。
円筒錠の交換手順
- 内側のドアノブ根元にある小穴にキリを差し込んでドアノブを引き抜く
- 内側の台座の溝にマイナスドライバーを差し込んで台座を外す
- 台座裏側のビスを外して裏金を取り、外側のドアノブを取り外す
- ドア側面にあるフロントプレートのビスを外し、ラッチケース(ラッチボルトが内蔵された部分)を引き抜く
- ビスの位置・ラッチボルトの向きを確認しながら、新しいラッチケースを取り付ける
- 外側に新しいドアノブを取り付け、ビスでしっかり固定する
- 裏金と台座の凹凸を合わせながら台座を取り付ける
- 台座と内側のドアノブの凹凸を合わせ、逆の手順でドアノブを取り付ける
チューブラ錠の交換方法
チューブラ錠も軽量でシンプルな構造なので、プラスドライバーがあればDIY初心者の方でも簡単に交換できます。
交換の流れは以下の通りです。
チューブラ錠の交換手順
- ドアノブの台座にあるビスをドライバーで外す
- 外側・内側のドアノブを取り外す
- ドア側面にあるフロントプレートのビスを外し、ラッチケース(ラッチボルトが内蔵された部分)を引き抜く
- ネジの位置・ラッチボルトの向きを確認しながら、新しいラッチケースを取り付ける
- 新しいドアノブを内側・外側から差し込み、ビスで固定する
インテグラル錠の交換方法
インテグラル錠は円筒錠とよく似ていてプラスドライバーがあれば交換できますが、手順が少しだけ異なるので注意しましょう。
交換の流れは以下の通りです。
インテグラル錠の交換手順
- 内側のドアノブの台座を手で回し(反時計回り)、内側のドアノブを取り外す
- 台座裏側のビスを外して裏金を取り、外側のドアノブを取り外す
- ドア側面にあるフロントプレートのビスを外し、ラッチケース(ラッチボルトが内蔵された部分)を引き抜く
- ビスの位置・ラッチボルトの向きを確認しながら、新しいラッチケースを取り付ける
- 新しいドアノブを内側・外側から差し込み、ビスでしっかり固定する
プッシュプル錠の交換方法
プッシュプル錠は防犯性が高く、構造が複雑でDIYでの交換難易度はやや高めです。
プラスドライバーがあれば交換可能ですが、不安な場合は鍵業者に依頼することをおすすめします。
交換の流れは以下の通りです。
プッシュプル錠の交換手順
- 内側ハンドルの固定ビスを外し、内側・外側のハンドルを取り外す
(外す際に片方のハンドルが落下する場合があるので、支えながら行う) - ドア側面にあるフロントプレートのビスを外し、ラッチケース(ラッチボルトが内蔵された部分)を引き抜く
- ビスの位置・ラッチボルトの向きを確認しながら、新しいラッチケースを取り付ける
- 新しいハンドルを内側・外側から差し込み、ビスでしっかり固定する
サムラッチ錠の交換方法
サムラッチ錠は構造こそ複雑なものの、プラスドライバーがあれば交換できます。
タイプによっては手順が異なる場合もあるため、ここでは一般的な交換方法を解説します。
交換の流れは以下の通りです。
サムラッチ錠の交換手順
- ドアノブの台座にあるビスをドライバーで外す
- サムターン(ドアの内側についているつまみ)を固定しているビスを外し、サムターンを取り外す
- 外側・内側のドアノブを取り外す
- ドア側面にあるフロントプレートのビスを外し、ラッチケース(ラッチボルトが内蔵された部分)を引き抜く
- ビスの位置・ラッチボルトの向きを確認しながら、新しいラッチケースを取り付ける
- 外したサムターンを取り付け、新しいドアノブを内側・外側から差し込んでビスでしっかり固定する
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ドアノブを自分で交換するときの注意点
ドアノブ交換は基本的な工具があればDIYでも可能ですが、気をつけなければ思わぬトラブルにつながります。
ここからは、特に注意したい3つのポイントを解説します。
賃貸の場合は管理会社や大家さんに連絡する
賃貸物件の場合は、作業前に必ず管理会社や大家さんに確認し、許可を得てからドアノブ交換を行いましょう。
勝手に交換してしまうと、退去時に原状回復の費用を請求される恐れがあるほか、物件によっては指定業者しか対応できない場合もあるので注意してください。
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ドアを閉めた状態で作業しない
ドアノブ交換は、必ずドアを開けた状態で作業しましょう。
交換中にドアを閉めると、ラッチボルトやドアノブを外したままロックされた状態になり、最悪の場合、中に閉じ込められる可能性があります。
特に、一人で作業している場合は非常に危険です。
作業中はドアが閉まらないように、ドアストッパーで固定したり、誰かにドアを開けて持っておいてもらったり、安全対策をしっかり行いましょう。
無理に作業を続けない
ネジが固くて回らない、サイズが合わないなど、少しでも違和感を覚えたら作業を中断してください。
無理に回すとネジ山が潰れてしまったり、ドアノブやドアの部品を傷つけたりする可能性があります。
不安を感じたら、無理をせず鍵業者に相談しましょう。
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少しでも不安があれば鍵業者への依頼がおすすめ
最後に、鍵業者に頼むメリットと費用の目安を解説します。
鍵業者に依頼するメリット
鍵業者は、さまざまなメーカーや種類のドアノブに関する専門知識を持っています。
ドアの構造やサイズに合った最適な製品を正確に選んでくれるため、部品選びの失敗や取り付け後の不具合といった心配がありません。
また、鍵業者に依頼すれば、自分で工具を揃えたり、作業手順を調べたりする手間が省けます。
素早く確実に交換してくれるため、 日中忙しい方や、すぐにでも交換したい方には大きなメリットです。
「カギお助け本舗」では全国にある優良鍵業者と提携していて、ドアノブ交換の実績も豊富にあります。
安心してご連絡ください。
鍵業者に依頼した際の費用相場
一般的なドアノブ交換の費用相場は、8,000円〜が目安です。
料金は「作業料金+部品代」で構成され、多くの鍵業者では以下のような内容になります。
項目 | 料金の目安 |
作業料金 | 5,000円〜1万円程度 |
室内用ドアノブの部品代 | 3,000円〜2万円程度 |
合計費用 | 8,000円〜3万円程度 |
また、ドアやドアノブの加工が必要になるなど、状況によっては作業料金と同程度の「軽作業料金」が追加されるケースもあります。
作業料金や部品代のほかに、鍵業者によっては出張費が必要になることも。
出張費の目安は3,000円程度ですが、対応エリア外の地域になると高額になることも考えておきましょう。
「カギお助け本舗」では、出張費をいただいておりません(ただし、お見積もり前にお客様のご都合でキャンセルされた場合、キャンセル料が発生することがあります)。
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ドアノブ交換はDIYも可能だが鍵業者へ依頼すると安心
ドアノブはホームセンターで販売している部品で交換できますが、失敗しないためには正しい寸法と規格を確認することが重要です。
サイズが合わないと、取り付けられなかったり、不具合が出たりすることがあります。
特に玄関用のように高い防犯性が求められる場所や、複雑なタイプのドアノブはDIYには不向きです。
加工が必要になるケースもあるため、少しでも不安を感じたら、プロである鍵業者への依頼を検討しましょう。
「カギお助け本舗」は24時間365日いつでも対応可能で、エリアによっては最短5分で到着できるため、急なトラブルにもスピーディーに駆けつけます。
作業内容や料金についても事前にしっかり説明したうえで作業に入りますので、安心してご依頼ください。