WAKO（ワコー）の金庫が開かない！正しい開け方や鍵業者に依頼した際の費用相場を紹介

WAKO（ワコー）ブランドの金庫を製造していた「和光鋼業」はすでに廃業しているため、メーカーによる修理やトラブル対応は受けられません。

本記事では、WAKO（ワコー）の金庫の正しい開け方を解説するとともに、それでも開かないときに考えられる原因と対処法を解説します。

鍵業者に依頼した際の費用相場や、悪徳業者に騙されないためのポイントなども紹介していますので、「WAKO（ワコー）の金庫が開かない！」とお困りの方はぜひ参考にしてください。

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WAKO（ワコー）の金庫が開かない！まずは正しい開け方を再確認

「WAKO（ワコー）の金庫が開かない」と故障を疑う前に、まずは正しい開け方を確認しましょう。

WAKO（ワコー）の金庫は主に以下の3タイプが存在します。

シリンダー式金庫の開け方

シリンダー式金庫は鍵をさして回すだけで開閉できる点が特徴です。

多くのシリンダー式金庫は鍵を所定の位置までさし込み、右か左に回転させるだけで簡単に鍵が開きます。

ダイヤル式金庫の開け方

ダイヤル式はダイヤルを左右に回し、正しい番号に合わせて開けるタイプの金庫です。

ダイヤルに加えてシリンダー（鍵穴）が付いているタイプもあり、その場合は鍵をさした状態で操作します。

暗証番号が「11・22・33・44」のダイヤル式金庫の開け方は以下の通りです。

なかには、先に鍵を回してロックを解除してからダイヤルを操作するタイプもあります。

テンキー式金庫の開け方

テンキー式は暗証番号を入力して開けるタイプの金庫です。

ダイヤル式金庫と同様、シリンダー（鍵穴）が付属しているダブルロック仕様の金庫も存在します。

テンキー式金庫の一般的な開け方は以下の通りです。

暗証番号を何度も間違えると、一定時間操作を受け付けない「タイムロック機能（イタズラ防止機能）」が作動します。

テンキーを押しても反応しないときは、30分〜1時間ほど時間を置いてから再度操作してみましょう。

WAKO（ワコー）の金庫が開かない4つの原因と対策方法

WAKO（ワコー）ブランドの金庫は20年以上も前に生産が終了しているため、金庫メーカーによる公式のサポートは受けられません。

ここでは、開かない原因とそれぞれの対処法を解説します。

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1. 鍵や暗証番号が間違っていて開かない

そもそも鍵（キー）や暗証番号が間違っていたら鍵は開きません。

また、ダイヤル式は回し方が間違っていると鍵が開かないため、まずは正しい操作手順を今一度確認しましょう。

2. シリンダー（鍵穴）が詰まっていて開かない

シリンダー（鍵穴）にホコリやゴミが溜まると、正しい鍵をさしても鍵が回らないケースがあります。

エアダスターでシリンダー（鍵穴）内部のホコリやゴミを軽く吹き飛ばしたうえで、鍵穴専用の潤滑剤を少量注入するとスムーズに鍵が回ることも。

ただし、鍵穴の潤滑剤としてKUREの「5-56シリーズ」を代用して、「ホコリが固着して鍵が抜けなくなった」「さらに症状が悪化した」という報告を数多く受けています。

潤滑剤は「鍵穴専用」と明記された製品を使用してください。

3. 内部部品が故障していて開かない

長期間の使用や放置によって内部の部品が劣化している可能性が考えられます。

シリンダー式金庫の場合、エアダスターと鍵穴専用潤滑剤でメンテナンスするだけで開くケースも確認されています。

一方、ダイヤル式金庫の場合はダイヤル内の部品がサビやホコリで固着し、手順通りに操作をしても動かないことがあります。

このケースでは鍵業者に依頼するのがおすすめです。

テンキー式金庫の電子基板が故障しているケースだと自己判断での分解は危険なため、このケースでも鍵業者に依頼するのが確実でしょう。

「カギお助け本舗」では全国にある優良鍵業者と提携しており、WAKO（ワコー）の金庫の鍵トラブルも承っております。

お気軽にお問い合わせください。

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4. タイムロック（イタズラ防止）機能によって開かない

テンキー式金庫には不正な操作を防ぐことを目的に、暗証番号を何度も間違えると一時的に操作を受け付けない「タイムロック（イタズラ防止）機能」が備えられている製品が存在します。

ロック時間はメーカーや製品によって異なり、3分〜5分の短いものもあれば、1時間以上待たないと再度操作できないものもあります。

ロック中に再度操作をするとロック時間が延長されることがあるため、時間をおいてから再度操作しましょう。

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WAKO（ワコー）の金庫が開かないからといって「破壊」は非推奨

金庫が開かないときの対処法として、一部のWebサイトでは破壊して開ける方法が紹介されています。

しかし、素人が知識もなく金庫を破壊するのはあまりおすすめできません。

工具でケガをする危険があるだけでなく、金庫の中に入っている大切な書類や貴重品を傷つけてしまう恐れがあるためです。

また、一部の金庫には、破壊行為を感知すると自動で施錠される「リロッキング機能」が搭載されており、結果として開錠作業がより難しくなります。

鍵開け費用がさらに高額になることもあるため、自力での鍵開けが難しいと感じたときは、できるだけ早い段階で鍵業者へ相談するのがおすすめです。

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鍵業者に依頼した際の費用相場

続いて、WAKO（ワコー）の金庫が開かないときに鍵業者へ依頼した際の費用相場を解説します。

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シリンダー式：1万1,000円〜3万3,000円

シリンダー式金庫の鍵開け費用は、1万1,000円〜3万3,000円が目安になります。

比較的シンプルな構造のため、鍵業者による作業時間も短時間で終了することがほとんどです。

ダイヤル式：1万1,000円〜5万5,000円

ダイヤル式金庫の鍵開けにかかる費用は、1万1,000円〜5万5,000円を目安に考えておきましょう。

WAKO（ワコー）の金庫は古いものが多く、鍵開けが困難なダイヤルが採用されていることがあり、この場合、料金が3万円以上になることもあります。

また、リロッキング機能が作動していると作業難易度が上がり、費用が高額になりがちです。

テンキー式：1万1,000円〜5万5,000円

テンキー式金庫の鍵開けにかかる費用は、1万1,000円〜5万5,000円が目安です。

電源部分の不具合や内部の破損が疑われる際は、5万円近くかかることもあります。

出張費：+3,300円〜

鍵業者やエリアによっては、作業代金とは別に出張費が発生します。

出張費の目安は3,300円〜で、深夜や早朝の対応を希望する場合、時間外料金が加算されることもあるので注意が必要です。

なお、「カギお助け本舗」では出張費無料で対応させていただいています（ただし、お見積り前のお客様都合でのキャンセルの際はキャンセル料が発生するケースがあります）。

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鍵業者に依頼する流れと注意点

鍵業者のなかには相場よりも明らかに高額な費用を請求する悪質な業者も存在します。

いわゆる「レスキュー商法」に騙されないためにも、鍵業者に依頼する流れ〜作業完了までの流れと、依頼時に気をつけたいポイントを確認していきましょう。

問い合わせから作業完了までの流れ

まずは電話やWebフォームから問い合わせをしますが、急いでいるケースでは電話をおすすめしています。

問い合わせの際、WAKO（ワコー）の金庫であることと、金庫の種類（シリンダー式・ダイヤル式・テンキー式）や品番、試した対処法などをできるだけ具体的に説明すると、その後の対応がスムーズです。

鍵業者が現場に到着したら改めて状況を説明し、鍵開けに必要な作業内容や料金の内訳を説明してもらいましょう。

作業内容や費用に納得したら正式に作業を依頼しますが、説明内容に納得いかないときは作業を断って別の鍵業者に依頼するのも方法の一つです。

作業が完了したら料金を支払って完了となります。

後々のトラブルを避けるためにも、領収書は無くさないように保管しておきましょう。

格安料金にだまされない

金庫の鍵開けにはある程度の相場があるため、相場よりも明らかに低い金額を掲示している鍵業者には注意が必要です。

「鍵開け980円〜」といった表示はおとり広告である可能性が高く、実際には不当に高額な追加料金を請求され、想定外の費用がかかるケースが多発しています。

「安い」ことだけを理由に鍵業者を決めるのはやめましょう。

必ず「作業前」に見積書を確認する

トラブルを避けるためにも、見積書は必ず作業前に発行してもらいましょう。

口頭での説明だけでは「言った言わない」のトラブルになりかねません。

なかには依頼者に確認せずに、追加で作業をして高額請求をする鍵業者も存在します。

また、見積もり内容に加えて「追加料金の有無」についても確認を徹底しましょう。

「カギお助け本舗」では作業前のお見積もりを必須としているため、作業後に追加で費用が発生することは一切ございません。

安心してご依頼いただけます。

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不安を煽られても鵜呑みにしない

「今すぐ依頼するか決めないと高額になる」など、契約を急かすような鍵業者には注意が必要です。

また、「破壊しないと開けられない」「高額な部品に交換する必要がある」など、高額な作業内容を強要する鍵業者にも疑ってかかりましょう。

実際には簡単な作業で解決できるケースもあります。

「早くトラブルを解決したい」というその場の焦りから一度契約してしまっても、クーリングオフが認められることも。

騙されたかもしれないと感じるときは、ひとりで抱え込まず消費生活センター（188）へ相談しましょう。

WAKO（ワコー）の金庫が「開かない！」を防ぐために

WAKO（ワコー）の金庫は製造から長い時間が経過しているため、トラブルを防ぐためには日頃のメンテナンスがとても大切です。

まず、シリンダー式金庫の場合は、半年に1回を目安にエアダスターで鍵穴（シリンダー）内部のホコリやゴミを取り除くとともに、鍵穴専用の潤滑剤を少量吹き付けましょう。

余裕があれば、歯ブラシなどを使って鍵のギザギザや溝に溜まったゴミを取り除くと完璧です。

ダイヤル式金庫の場合は、最低でも半年に1回は鍵を開けることでダイヤルの固着を防げます。

また、テンキー式金庫の場合は、使用頻度にもよりますが、1年に1回は電池を交換するようにしましょう。

湿気の多い場所や直射日光の当たる場所は、金庫内部の劣化を早める原因となるため、できるだけ風通しの良い場所に設置するのがおすすめです。

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WAKO（ワコー）の金庫が開かないときは無理をせず専門業者へ相談を

WAKO（ワコー）の金庫は製造終了から時間が経っているため、内部の摩耗や故障が起きやすい状態にあります。

自力で開けられないときは、早めに鍵業者へ相談するのがおすすめです。

「カギお助け本舗」では金庫の鍵開け実績も豊富で、WAKO（ワコー）の鍵開けも承っております。

最短5分で駆けつけられるエリアもあるため、急ぎで開けたい場合もお気軽にお問い合わせください。

お待ちしております。