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金庫の鍵6種類を比較!失敗しない選び方や注意点をわかりやすく解説

 

このような方にオススメ

  • 金庫の鍵の種類ごとの違いを知りたい方
  • これから金庫を購入しようとしている方
  • どの金庫を選べばいいか迷っている方

金庫の鍵は大きく分けて6種類あり、昔ながらのダイヤル式や暗証番号で開けるテンキー(プッシュ)式、指紋で認証する生体認証式などさまざまです。

それぞれ特徴が異なるので、使い方や目的に合わない金庫を選ぶと「防犯性が低い」「使いづらい」といった理由で買い直しになることもあります。

本記事では、金庫によく使われる鍵の種類を6つ解説します。

選び方のポイントも紹介していますので、これから金庫を買おうと考えている方はぜひ参考にしてください。

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金庫のタイプは大きく分けて2種類

金庫は大きく「耐火金庫」と「防盗金庫」に分けられ、守りたいものや想定されるリスクに応じて選ぶべき金庫は異なります。

鍵の種類を紹介する前に、まずは耐火金庫と防盗金庫それぞれの特徴を見ていきましょう。

耐火金庫:火災から中身を守る

燃える通帳

耐火金庫は火災を想定して作られており、庫内の温度や湿度の上昇を抑えられるのが特徴です。

そのため、重要な書類や通帳、印鑑、パスポートなど、火に弱い紙類を保管するのに適しています。

しかし、金庫に使われている耐火材の性能は永久的ではなく、一般的に20年ほどで劣化すると言われています。

防盗金庫:盗難・破壊から中身を守る

金庫を盗む泥棒

防盗金庫は、その名の通り盗難を防止することを目的としており、バールやドリルなどによる“こじ開け”に耐えられるよう設計されています。

また、厚い鋼板や特殊構造で作られており、重量があるため“持ち去り”が難しい点も特徴です。

そのため、現金や宝石、貴金属、美術品、骨董品など、資産価値の高いものを保管する場合に適しています。

なお、防盗金庫を設置する際は、床の耐荷重やスペースも確認したうえで購入しましょう。

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金庫によく使われる鍵の種類6つ

金庫の鍵は主に以下の6種類に分かれ、使い勝手や防犯性能も大きく異なります。

それぞれの特徴を解説します。

鍵の種類 メリット デメリット
シリンダー式 操作がシンプル 鍵を紛失すると開けられない
ダイヤル式 防犯性が高い 開閉に時間がかかる、暗証番号を忘れると自力で開けるのは困難
テンキー(プッシュ)式 暗証番号を自由に設定・変更可能、鍵の紛失リスクがない のぞき見リスク、暗証番号を忘れると自力で開けるのは困難
マグネット(磁気ロック)式 防犯性が高い、操作がシンプル 経年劣化や熱で磁力が落ちる、鍵を紛失すると開錠に高度な技術が必要
ICカード式 ワンタッチで開錠、複数人の利用に適している カード紛失時すぐに開けられない、電池切れや機器の不具合に注意
生体認証式 鍵の紛失がない、本人以外開けられない 指の乾燥や汚れで認証しづらいことがある

 

1. シリンダー式金庫:鍵をさして回す

シリンダー式金庫は、玄関の鍵と同じように鍵をさして回すだけで簡単に開閉できる点が特徴です。

操作が簡単なため、頻繁に中身を取り出したいときでもスムーズに開閉できるうえ、電源が不要なので日常的に使う金庫として向いています。

一方で、他の種類の金庫に比べて防犯性能が低い傾向にあり、ピッキングによる不正解錠のリスクがあります。

防犯性能を高めたい場合は、構造が複雑でピッキングに強いディンプルキータイプの金庫を選ぶと安心です。

鍵を紛失すると開けられなくなるため、会社などで使う場合は、鍵の持ち出しや紛失に気をつけなければなりません。

2. ダイヤル式金庫:ダイヤルを回して開ける

ダイヤル式金庫は昔から広く使われている金庫で、ダイヤルを左右に回し、決められた番号を順に合わせて鍵を開けます。

ダイヤルに加えてシリンダー(鍵穴)が付属しているタイプもあり、このタイプはダイヤルで正しい暗証番号を合わせた後、最後に鍵を回して開ける仕組みになっています。

ダイヤルと鍵のどちらかでは開けられないなど、防犯性能の高さが特徴です。

また、電池や電源が不要なため、長期間の保管に向いている一方、ほかの金庫と比べて開閉に時間がかかるため、頻繁に開け閉めするケースには向いていません。

暗証番号を忘れてしまうと、自力で開けるのは困難な点もデメリットと言えるでしょう。

3. テンキー式(プッシュ式)金庫:暗証番号を入力する

テンキー(プッシュ)式は、数字のボタンで暗証番号を入力して鍵を開けるタイプの金庫です。

テンキーに加えてシリンダー(鍵穴)が付属しているタイプもあり、この場合、暗証番号の入力後に鍵を回して開けるため、二重のロックでさらに防犯性能を高められます。

暗証番号は自由に設定・変更できるため、担当者が頻繁に変わるほか、セキュリティ強化のため定期的に暗証番号を変更したい場合に便利です。

また、鍵を持ち歩く必要がないので、紛失のリスクがなく、複数人で番号を共有すればスムーズに出し入れできます。

ただし、暗証番号を忘れると開けられなくなるほか、入力時に暗証番号をのぞき見されると番号が知られてしまう恐れがあります。

さらに、電池で動く製品が多いため、電池切れには注意が必要です。

4. マグネット(磁気ロック)式金庫:磁石の力を使って開錠

マグネット式(磁気ロック)の金庫は、その名の通り、磁石の力を使って鍵を開ける特殊な金庫です。

従来のギザギザした鍵とは異なり、「マグネットキー」と呼ばれる鍵で解除する仕組みになっています。

高い防犯性が特徴で、マグネットキーに埋め込まれた磁石のN極・S極の配置パターンは非常に多く、ピッキングは極めて困難です。

また、ダイヤル式金庫のように暗証番号を合わせる手間がなく、鍵をさし込んだり、特定の場所に当てたりするだけで簡単に鍵開けできるなど、簡単な操作性も魅力と言えます。

デメリットは経年劣化や夏場の高温、ストーブなどの熱によって磁力が落ちやすく、使用しているうちにマグネットキーをあてても、鍵が開かなくなるケースがあることです。

セキュリティと利便性を両立した金庫ですが、鍵を紛失してしまうと開けるのに高度な技術が必要なため、鍵の管理には十分な注意が必要です。

5. ICカード式金庫:カードをかざす

ICカード式は、ICチップを内蔵したカードをかざして開錠するタイプの金庫です。

ワンタッチで鍵を開けられるので、頻繁に金庫を使う方に向いているほか、複数のカードを登録できるため、家族や従業員など複数人で利用する場合にも適しています。

開錠履歴が残るタイプもあり、この場合、いつ誰が金庫を開けたかを確認できるため、管理の透明性が高まる点もメリットと言えます。

ただし、鍵となるICカードを紛失すると、すぐに代替品を用意できない点には注意しましょう。

新しいカードはメーカーから取り寄せなければならないことが多く、その間は金庫を開けられません。

また、電子式であるため、電池切れや機器の不具合にも注意が必要です。

もし電池が切れてしまった場合は、金庫が開けられなくなるため、定期的な電池交換を忘れないようにしましょう。

6. 生体認証式金庫:指紋などで開ける

生体認証式は、あらかじめ登録した指紋や静脈、顔などの身体情報で鍵を開けるタイプの金庫です。

鍵の紛失がなく、本人以外は開けられないため非常に高い防犯性を誇ります。

複数の指紋や顔情報を登録でき、開錠履歴も残せるので、複数人で利用したい場合にも便利です。

また、登録した指紋データは簡単に削除できるので、退職者が出た場合などに不正利用を防ぐうえでも安心と言えます。

ただし、指の乾燥やセンサーの汚れによって認証しづらいケースがあるため、トラブルを防ぐためにも、複数の指を登録しておきましょう。

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金庫の鍵の種類、どう選ぶ?

ここまで金庫のタイプや鍵の種類を紹介してきましたが、「結局どれを選べばいいの?」と迷う方も多いのではないでしょうか。

金庫は高価な買い物であり、頻繁に買い替えるものではありません。

後から「別の金庫にすればよかった」と後悔しないために、ここで紹介する2つのステップで最適な金庫を見つけましょう。

金庫の鍵の選び方

  • 収納するものに適した金庫を選ぶ
  • セキュリティ性や使い勝手で選ぶ

収納するものに適した金庫を選ぶ

開いている金庫

まずは、金庫に何を収納したいかを考えましょう。

火災リスクのある書類なのか、盗難リスクのある現金や宝石なのかによって、選ぶべき金庫は異なります。

通帳や重要な書類、パスポートなど、燃えやすいものの保管には耐火金庫が最適です。

一方で、現金や宝石、貴金属など、資産価値の高いものを保管したい場合は防盗金庫が適しています。

防盗金庫は、盗難だけでなく火災にも耐えられるように作られているものがほとんどで、頑丈な構造に加え、火に強い性能も備えているため、火事と盗難の両方に備えられます。

ただし、耐火金庫に比べて価格が高く、非常に重いため、設置場所の床が耐えられるか、搬入経路は確保できるかなどを事前に確認することが大切です。

使い勝手や防犯性能で選ぶ

金庫を開ける様子

耐火金庫か防盗金庫かを決めたら、次は鍵の種類を選びます。

ここで決め手となるのが、使い勝手と防犯性能です。

たとえば、1日に何度も金庫を開け閉めするなら、操作がシンプルなテンキー(プッシュ)式やシリンダー式、マグネット(磁気ロック)式が向いています。

逆に、めったに金庫を開けない場合は、あえて操作が複雑なダイヤル式金庫を選べば、防犯性能も両立させられます。

防犯性能を優先したい場合は、生体認証式がおすすめです。

生体認証式は鍵を盗まれたり番号を推測されたりするリスクがないため、最も防犯性能が高いと言われています。

より防犯性能を高めるなら、「指紋認証式とテンキー(プッシュ)式」など複数の鍵が組み合わさった金庫を選ぶと安心です。

知っておきたい金庫トラブルと対処法

金庫は大切なものを守るために頑丈に作られていますが、その構造ゆえにトラブルが起きると自力で解決するのが難しい場合もあります。

突然のトラブルに慌てないため、代表的なトラブルと正しい対処法を紹介します。

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暗証番号を忘れて開けられない

テンキー式金庫

暗証番号を忘れてしまった場合でも、金庫によっては解決できる可能性があります。

たとえば、テンキー(プッシュ)式やダイヤル式の金庫には、暗証番号忘れや電池切れに備えて非常用の鍵(キー)が用意されていることがあるため、購入したときの付属品を確認しましょう。

また、金庫によっては緊急の解錠手段として「工場暗証番号(オリジナルコード)」が用意されているケースもあります。

「工場暗証番号(オリジナルコード)」とは工場出荷時に初期設定された暗証番号のことで、自分で設定した暗証番号を忘れてしまった時や、電池切れなどで操作ができなくなった際の、緊急の解錠手段として用意されています。

多くの場合、取扱説明書に記載されていますが、紛失などによって「工場暗証番号(オリジナルコード)」が分からない場合には、メーカーに問い合わせれば番号を調べてもらえます。

しかし費用や日数がかかるため、どうしても急ぎで開けたい場合は、鍵業者に依頼するのがもっとも確実です。

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鍵や暗証番号が正しいのになぜか開かない

鍵が回らない金庫

鍵や暗証番号が正しいはずなのに金庫が開かない場合、いくつかの原因が考えられます。

まず、金庫内の収納物が鍵に引っかかっているケースでは、扉の隙間にマイナスドライバーなどをさし込み、軽く上下させることで開くことがあります。

それでも開かない場合は、内部部品の経年劣化や故障が原因かもしれません。

無理に開けようとすると状態を悪化させる危険があるため、自力での解決は難しいでしょう。

また、ダイヤル式金庫の場合は、鍵の回し方が間違っているケースも少なくありません。

正しい回し方については、「金庫の鍵開け料金はいくら?費用の相場や鍵業者の選び方を解説」の記事で紹介していますので参考にしてください。

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シリンダー(鍵穴)内で鍵が折れてしまった

鍵を回そうとしたらシリンダー(鍵穴)の内部で鍵が折れてしまい、先端が残ってしまうことがあります。

破片が見えている場合は、まずピンセットや細めのラジオペンチを使って、真っ直ぐ慎重に引き抜きましょう。

破片が奥に詰まっていて取り出せない場合や、自分での作業に不安を感じる場合は、早めに鍵業者に依頼するのがおすすめです。

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古い金庫の捨て方がわからない

古いダイヤル式金庫

一般家庭用の手提げ金庫であれば粗大ゴミとして回収してもらえますが、重くて頑丈な金庫の場合、多くの自治体では粗大ゴミとして回収してもらえません。

金庫は特殊な素材でできているため、産業廃棄物として専門の業者に有料で引き取りを依頼するのが一般的です。

守りたいものと使い勝手、防犯性能を基準に金庫を選ぼう

金庫には大きく分けて「耐火金庫」と「防盗金庫」の2種類あり、何を保管するのかを明確にしてからどちらかを決めます。

そのうえで利用シーンを想像し、使い勝手や防犯性能などを踏まえて鍵の種類を選びましょう。

また、金庫を使用していると鍵トラブルに見舞われることもあります。

金庫メーカーに問い合わせれば解決できることもありますが、解決までに日数がかかるため、急いでいる場合は、鍵業者に依頼しましょう。

カギお助け本舗」は全国の優良鍵業者と提携していて、金庫の鍵トラブルにも対応しております。

どんな鍵トラブルにも迅速に対応いたしますので、お気軽にお問い合わせください。

  • この記事を書いた人

カギお助け本舗3

カギお助け本舗編集部は、
生活トラブルにおけるカギの情報を発信する専門チームです。

「カギトラブルを解決したい」という強い思いのもと、
現場で得た知識や経験を活かし、
カギの専門家から寄せられた意見も参考にしながら、
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