このような方にオススメ
- オートロックマンションの鍵を紛失した方
- 鍵をなくした際の費用を知りたい方
- 鍵紛失時の初期対応を知りたい方
オートロックマンションの鍵を紛失したら、気になるのは「費用はどれくらいかかるのだろう?」「どう対処したら良いのだろう?」という点でしょう。
オートロックマンションでは、エントランスと自室の鍵が連動していることも多く、鍵を紛失したことで高額な費用が発生することもあります。
鍵業者に依頼するにしても、オートロックマンションのエントランスの鍵は、管理組合や管理会社の許可がないと開けられません。
対応を間違えるとトラブルにつながる可能性もあるため、まずは心を落ち着かせ、正しい手順で対処することが大切です。
この記事では、オートロックマンションで鍵を紛失したときの費用の目安や初期対応の流れについて、わかりやすく解説します。
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目次
まずは確認!オートロックマンションの鍵を紛失したら費用は誰が払う?
鍵を紛失した際の費用負担について、オートロックマンションでは専有部分(自室)と共用部分で分けて考える必要があります。
それぞれに分けて解説します。
専有部分(自室)の鍵は原則「自己負担」
賃貸借契約書には通常、入居者の故意や過失により鍵などの建物設備に修理や交換が生じたとき、その費用は入居者が負担する旨が明記されています。
鍵の紛失は、入居者の過失と見なされることが一般的です。
分譲マンションも同様で、専有部分の鍵であれば多くのケースは自己負担となります。
詳しくは「分譲マンションの鍵を紛失したらいくらかかる?鍵開け・交換費用・注意点を徹底解説」の記事で解説しています。分譲マンションの場合はこちらの記事を参考にしてください。
共用部分の鍵交換費用は「組合判断」
オートロックマンションの場合、気になるのはエントランスをはじめとする共用部分の費用負担です。
費用負担や対応方法に関しては、管理規約や管理組合の判断に委ねられるのが一般的ですが、実際は管理組合やオーナーが費用を負担することがほとんどです。
ただし、鍵を紛失した個人に費用の一部を求められた事例もあります。
防犯上の観点から、マンションのエントランスなど共用部分の鍵は、管理組合や管理会社の許可がないと開けられません。
鍵を紛失したら、まずは管理組合や管理会社に連絡して指示を仰ぎましょう。
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オートロックマンションの鍵は大きく分けて5種類
オートロックマンションの鍵は大きくわけて5つのタイプがあります。
オートロックマンションの鍵の種類
- 集合キー式
- カードキー式
- 非接触キー式
- 暗証番号式
- 指紋認証式
1. 集合キー式
日本国内でもっとも普及しているのが集合キー式で、エントランスと自室をひとつの鍵で開け閉めできるのが特徴です。
「逆マスターキーシステム」とも呼ばれています。
たとえば集合キー式の鍵と一緒に運転免許証やマイナンバーカードなどの身分証明書を同時に落としたら、住所が特定されてしまいます。
悪意のある第三者の手に渡ってしまうと、その人物はマンションのエントランスを通過する恐れがあります。
紛失した場合は、防犯上の理由からエントランスの鍵そのものを新しいものに交換する必要があり、これまでの各部屋の鍵ではエントランスが開かなくなります。
その結果、マンションの全住戸(すべての部屋)に新しいエントランス対応の鍵を配り直す必要が生じます。
2. カードキー式
カードキー式は、カードリーダーにさし込んだり、近づけたりすることで開錠できるタイプの鍵のことです。
集合キー式と同様、カードキーと一緒に免許証や保険証など住所が特定できるものを紛失した場合、第三者による侵入のリスクが高まります。
一方、紛失したカードは管理会社によってシステム上で無効化できるため、集合キー式のようにすべての鍵を交換する必要がなく、セキュリティリスクは迅速に解消できます。
3. 非接触キー式
非接触キー式は、ICチップが内蔵された鍵やカードなどを、リーダーに近づけるだけで開け閉めできるのが特徴です。
なかには、鍵を上着のポケットなどに入れたままでも反応するハンズフリー対応式のものもあります。
また、万が一鍵を紛失しても、その鍵だけを使用不可に設定できるものもあり、防犯面でも安心です。
4. 暗証番号式
暗証番号式の場合、物理的な鍵を必要とせず、数字の組み合わせ(暗証番号)を入力することで鍵を開けられます。
うっかりどこかに置き忘れたり落としてしまう心配がなく、紛失による交換費用や防犯上の不安からも解放されます。
ただし、暗証番号を書いた紙を落としてしまった、暗証番号自体を忘れてしまった場合は管理組合や管理会社に連絡する必要があります。
5. 指紋認証式
一部の高級マンションでは、指紋認証式の鍵も使われています。
自分の指だけで開けられるため、鍵そのものを持ち歩く必要がなく、利便性や安全性が非常に高いことが特徴です。
オートロックマンションの鍵紛失時の費用目安
オートロックマンションの鍵を紛失して鍵業者に依頼する際、どのくらいの費用がかかるのか気になる方も多いでしょう。
なお、本サイト「カギお助け本舗」を運営するBEST株式会社がマンションの鍵トラブル(4,419件)について調査したところ、鍵開けにかかる費用の平均は3万4,370円、鍵修理や鍵交換を伴う費用の平均は4万6,358円でした。
1万円前後で対応できる鍵トラブルが多く見られた一方で、カードキータイプの鍵やダブルロック(二重ロック)の住宅では、費用が高額になるケースが多く発生しています。
オートロックマンションの場合、オートロックと自室の鍵が「連動しているケース」「連動していないケース」で費用が大きく異なります。
それぞれ解説します。
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オートロックと連動していないケース:1万円〜
「暗証番号式」や「指紋認証式」など、オートロックと連動していないタイプの鍵は、鍵開けのみで対応できるケースが多く、費用はおよそ1万円からが目安です。
鍵の表面に複数の凹凸があるディンプルキーや特殊な構造の鍵は、相場よりも高くなる可能性があります。
なお、鍵開けで対応できる場合でも、防犯の観点から鍵交換することを強くおすすめします。
鍵と一緒に身分証明書や郵便物などを落としたら住所が特定され、侵入される恐れがあるほか、鍵を落とした瞬間を誰かに見られていた場合も、家バレのリスクがあるためです。
紛失した鍵が見つかったとしても鍵を交換するのが賢明でしょう。
オートロックと連動しているケース:2万5,000円〜
オートロックと自室の鍵が連動している鍵を紛失したときの費用は、2万5,000円〜が目安です。
オートロックと連動する鍵は特注品になることが多く、オートロックと連動していない鍵と比べて高額になります。
出張費:+3,000円〜
鍵業者によっては作業費と別に、3,000円〜の出張費が発生することがあります。
「カギお助け本舗」では出張費無料で対応させていただいています(ただし、お見積り前のお客様都合でのキャンセルの場合はキャンセル料が発生するケースがあります)。
また、深夜や早朝の時間帯や、一部地域・鍵業者によっては「時間外料金」が加算されるケースもありますのでご注意ください。
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【重要】火災保険で費用がカバーされるかも?
加入している火災保険や家財保険によっては、鍵の紛失に伴う鍵開け、鍵交換の費用を補償する特約が含まれていることがあり、費用を軽減できる可能性があります。
また、JBRの安心入居サポートのような24時間対応の生活サポートサービスに加入している場合、鍵の紛失や破損に伴う鍵開け・鍵交換費用がサービスに含まれていることも。
鍵をなくしたときは、鍵業者に連絡する前に加入先の保険会社に問い合わせてみましょう。
参考
JBR:公式サイト
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オートロックマンションの鍵紛失時の初期対応5ステップ
オートロックマンションの鍵を紛失してしまったとき、まず取るべき行動は以下の5つです。
手順通りに進めて、トラブルを最小限に抑えましょう。
オートロックマンションの鍵紛失時の初期対応
- 落ち着いて身の回りを探す
- 心当たりのある場所に連絡する
- 管理会社(管理組合)に連絡する
- 警察に遺失届を提出する
- 家族・同居人に連絡する
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1. 落ち着いて身の回りを探す
鍵を探しても見つからないと、パニックになってしまいがちですが、そのようなときこそ心を落ち着かせることが大切です。
慌てずに、一度大きく息を吸い込み深呼吸をしましょう。
鍵の紛失時に探すべき場所
- バッグの内ポケットやサイドポケット
- バッグの底
- シャツの胸ポケットやアウターのポケット
- 財布の中や小銭入れ
- 自転車のかごの中 など
車を運転していた場合は、車内のシート下やドアポケットなどに落ちていることも考えられます。
冷静に探してみると、意外なところから見つかるかもしれません。
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2. 心当たりのある場所に連絡する
鍵を紛失する前に訪れた店舗や施設などに鍵の落し物がないか連絡してみましょう。
公共交通機関を利用した場合は、遺失物センターなどに問い合わせることも重要です。
問い合わせの際は、落としたと推定される時間帯、心あたりのある場所、鍵の色、形状、材質、メーカーなどをできるだけ詳しく伝えましょう。
最寄りのコンビニやスーパーに立ち寄ったのであれば、歩いた道をたどって探すと見つかることもあります。
参考
JR東日本:お忘れ物のご案内
3. 管理会社(管理組合)に連絡する
鍵を探しても見つからないときは、管理会社(管理組合)に必ず連絡しましょう。
鍵業者が鍵を開けられるのは原則として専有部分である自室のみです。
エントランスなど共用部分の鍵は、管理会社や管理組合の許可がないと開けられないため、鍵業者に依頼する前に連絡して指示を仰ぎましょう。
4. 警察に遺失届を提出する
警察署または交番に遺失届を忘れずに提出してください。
届け出を提出しておけば、万が一拾得物として鍵が届けられたときに連絡がもらえます。
遺失届は最寄りの交番や警察署のほか、地域によってはオンラインでも提出が可能です。
オンラインは24時間いつでも提出できますが、遺失物センターでデータを受け付けるのは原則として翌開庁日です。
土日祝日および年末年始(12月29日~1月3日)は受け付けていないので、急いでいるときは最寄りの交番や警察署に提出しましょう。
交番や警察署であれば、落とした鍵が届いているかどうかその場で確認してもらえます。
参考
謷察庁:落とし物の届出・検索
5. 家族・同居人に連絡する
家族や同居人に連絡して鍵を紛失したことを伝えておきましょう。
鍵を持っていれば、鍵業者を呼ぶ手間も費用もかかりません。
住所が特定できる郵便物などと一緒に鍵を紛失したり、悪意のある第三者に盗まれていたりすると、家族や同居人が在宅中に侵入される危険性があります。
命に関わる重大な被害につながる恐れもあるため、鍵を紛失したことに気づいたら、できるだけ早く家族や同居人に共有しておくことが大切です。
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相談無料!鍵トラブルをすぐに解決したい場合は「カギお助け本舗」
悪徳鍵業者に騙されないための注意点3つ
緊急性につけ込んで不当な請求をする、いわゆる「レスキュー商法」と呼ばれる手口が存在するので注意が必要です。
トラブルを避けるためにも、鍵業者は慎重に選びましょう。
ここでは、鍵業者を選ぶ際に確認しておきたいポイントを紹介します。
「料金が安い」という理由だけで依頼しない
極端に安い価格を提示する鍵業者には注意が必要です。
鍵開けや鍵交換には、ある程度の相場があり、「鍵開け980円〜」などの表示料金はあり得ない料金であることが多く、実際には「特殊作業費」や「特殊工具費」などを上乗せして高額請求するケースも存在します。
「特殊な鍵だから」「部品交換が必要だ」など、不必要な作業をして、料金をつり上げるケースも報告されています。
少しでも不安を感じたら、無理に依頼せず作業を断ることが大切です。
万が一トラブルに巻き込まれたときは、全国共通の相談窓口・消費者ホットライン(188)へ相談しましょう。
「カギお助け本舗」では、全国にある優良鍵業者と提携しており、経験豊富な専門家が高い技術力で鍵トラブルを解決します。お気軽にご依頼ください。
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参考
相場よりも高すぎるときは断る勇気を
緊急性が高い鍵トラブルにつけこんで、相場よりも高額な料金を請求する鍵業者も存在します。
先述のとおり、オートロックマンションの鍵紛失にかかる費用は1万円から高くても10万円程度です。
- オートロックと連動していないケース:1万円〜
- オートロックと連動しているケース:2万5,000円〜
明らかに相場を超える費用を提示されたり、提示された費用に納得できないときは、無理にその場で決めずに、他の鍵業者にも相談してみましょう。
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作業前に必ず見積書を発行してもらう
作業前には、口頭での説明だけでなく、料金の内訳が明記された見積書を書面で発行してもらいましょう。
作業内容、各項目の費用、出張費、時間外料金の有無などを確認し、総額を把握した上で正式に依頼することがポイントです。
「カギお助け本舗」では作業に入る前に必要な料金をすべてご案内し、ご依頼の承認をいただいております。
作業後に追加費用がかかることも一切ございませんので、安心してご依頼ください。
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オートロックマンションの鍵を紛失したら鍵業者に任せるのが安心
オートロック付きのマンションの鍵を紛失した際の費用は、オートロックと自室の鍵が「連動しているケース」「連動していないケース」で異なります。
連動していないケースは1万円ほどで済むことがありますが、連動していると2万5,000円からが相場になります。
鍵を紛失した際に大切なのは、落ち着いて順番に対応することです。
まずは、身の回りを探すなど、この記事で紹介した初期対応5ステップを実践し、トラブルを最小限に抑えましょう。
「カギお助け本舗」では全国にある優良鍵業者と提携しております。
鍵のことでお困りのことがございましたら、お気軽にご連絡ください。お待ちしております。