電池切れでテンキー式金庫が開かない！電池交換の方法と鍵業者に依頼した際の費用相場を解説

テンキー式金庫が開かない場合、電池切れが原因であることがほとんどです。

しかし電池ボックスの設置場所によっては自力での電池交換が難しく、金庫メーカーか鍵業者に依頼する必要があります。

本記事では、電池切れの際の電池交換の手順を解説します。

自力で開けられない場合の対処法や、鍵業者に依頼した際の費用相場も紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

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まずは確認！テンキー式金庫の正しい開け方

テンキー式金庫の電池切れを疑う前に、まずは正しい金庫の開け方を確認しましょう。

一般的なテンキー式金庫を開ける手順は以下のとおりです。

テンキー式金庫のなかには、テンキーに加えて鍵穴（シリンダー）が付属するタイプ（ダブルロック式）もあります。

その場合、鍵と暗証番号の両方が一致しないと開きません。

ダブルロック式のテンキー式金庫の開け方は以下のとおりです。

鍵を開ける手順はメーカーやモデルによって仕様が異なるため、必ず取扱説明書に記載された手順で操作してください。

もし、ボタンを押しても操作音が鳴らないときは、電池切れの可能性があります。

次の章を参考に、金庫の電池交換をしてください。

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金庫の電池が切れた？電池を交換する方法2つ

テンキー式金庫の電池ボックスの設置場所は、金庫の「外側」と「内側」の2タイプに分かれます。

金庫の「外側」にあるタイプであれば自分で簡単に交換できますが、「内側」にあるケースでは扉（鍵）を開けなければ交換できません。

まずは、お使いの金庫がどちらのタイプか確認してみましょう。

金庫の「外側」に電池ボックスがある場合

金庫の外側に電池ボックスがあるタイプは、扉が開いていなくても簡単に電池を交換できます。

多くのテンキー式金庫ではテンキーパネルのそばに電池ボックスがあり、カバーを外せば電池交換が可能です。

カバーはネジ固定式とスライド式の主に2種類で、ネジ固定式はドライバーを使用し、スライド式はカバーを上下左右のいずれかにズラして開けます。

一部の金庫では、テンキーパネルの裏などに隠されていることもあるため、電池ボックスが見当たらないときはテンキーパネルをスライドさせたり、ネジを外したりして探してみましょう。

金庫の「内側」に電池ボックスがある場合

外側に電池ボックスが見当たらない金庫は、扉の内側に電池ボックスがあるかもしれません。

このタイプは、いったん金庫の扉（鍵）を開けないと電池交換ができない構造になっています。

そのようなときに有効なのが「非常解錠キー」です。

テンキー式金庫の中には、電池切れや暗証番号を忘れたときに備えて非常解錠キーが付属しています。

非常解錠キーを使って金庫の扉（鍵）を開け、電池を交換しましょう。

一方、非常解錠キーが付属していないタイプや紛失したときは、電池交換ができません。

メーカーへ相談するか、鍵業者に鍵開けを依頼しましょう。

「カギお助け本舗」では全国の優良鍵業者と提携しており、テンキー式金庫の鍵開けにも対応しております。

安心してお問い合わせください。

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電池切れではない？交換しても開かない場合の原因と対処法

電池を交換しても鍵が開かないときは、電池切れ以外の別のトラブルが疑われます。

ここからは、考えられる原因と対処法をそれぞれ解説します。

1. 暗証番号がリセットされている

一部のテンキー式金庫では、電池切れの状態が長く続いたり電池を抜いたまま放置したりすると、内部のメモリが保持できなくなり暗証番号が工場出荷時の初期設定に戻ってしまうことがあります。

取扱説明書を確認し、工場出荷時の初期設定番号を試しましょう。

取扱説明書が手元にないときは、金庫メーカーの公式サイトから初期設定番号を調べる方法もあります。

まずは金庫メーカーの公式サイトからお持ちの金庫の商品ページにアクセスし、取扱説明書が公開されていれば「初期番号」または「工場出荷時の暗証番号」の項目を確認してください。

発売から期間が経った金庫だと、公式サイト上で初期設定番号が公開されていないケースも考えられます。

メーカーのサポート窓口へ直接問い合わせるなどして対処しましょう。

2. 金庫の中に物が入りすぎている

金庫の中に物が入りすぎているとロックバーが引っかかり、扉（鍵）が開かないケースも見受けられます。

扉を軽く押しながら、開錠操作を試してみましょう。

また、金庫全体を前後左右にゆっくり傾けたり、軽く揺すったりすると、金庫の中の物が移動してすき間が生まれ、開けられることがあります。

3. 経年劣化で扉の位置が下がっている

長年使用している金庫は、部品の緩みや変形によって、扉全体が下がってしまうケースが報告されています。

扉が下がるとロックバーの位置が合わず、扉（鍵）が開かないことがあります。

この場合、マイナスドライバーなどを扉の下部に差し込み、扉を少し持ち上げながら暗証番号を入力してみましょう。

ただし、これはあくまでも一時的な対処法で、根本的に解決するには蝶番の修理や調整が必要です。

メーカーや鍵業者に相談しましょう。

4. タイムロックがかかっている

テンキー式金庫の中には、暗証番号を何度も間違えると一定時間操作を受け付けなくする「タイムロック機能（イタズラ防止機能）」が備わっているタイプがあります。

タイムロックがかかると一定時間すべての操作が無効になり、正しい暗証番号を入力しても開きません。

焦って何度も操作すると、ロック時間がさらに延びてしまう機種もあるので注意してください。

タイムロックの時間はメーカーや金庫によってさまざまで、3分〜5分の短いものもあれば、1時間以上待たないと再度操作できないものも存在します。

タイムロックが疑われる際は、しばらく時間が経ってから再度操作してみましょう。

5. 内部の電子機器が故障している

電池を交換するなど、ここまで紹介した対処法を試しても改善しない場合、内部の基板や配線の故障が疑われます。

電子機器の故障は自力での修理が困難なため、メーカーのサポートセンターや鍵業者へ相談するのがおすすめです。

自力で金庫を開けられない場合はメーカーか鍵業者に相談

自力で開けられない際は、メーカーへの相談や鍵業者へ依頼するのが安心です。

金庫メーカーに問い合わせる

金庫メーカーであれば、修理の際などにも純正の部品を使って確実に修理してもらえる点がメリットです。

ただし、一般的にメーカー対応は作業完了までに数日〜数週間かかるため、日数に余裕を持って問い合わせましょう。

以下は、主な金庫メーカーの問い合わせ先一覧です。

メーカー名	公式サポートページ	電話番号	受付時間
EIKO（エーコー）	https://eiko-store.com/product_inquiry	0570-099-177（代表）	平日9:00〜17:00
ダイヤセーフ	https://dia-safe.com/contact/	記載なし	記載なし
キングクラウン（日本アイ・エス・ケイ））	http://www.king-ind.co.jp/support/index.html	03-3833-0851	記載なし
クマヒラ（kumahira）	https://www.kumahira.co.jp/contact/	近隣拠点へ連絡（公式案内に準拠）	記載なし
イトーキ（ITOKI）	https://www.itoki.jp/cs/	0120-164177	平日9:00〜17:00
コクヨ	https://www.kokuyo.co.jp/support/	0120-201-594（問い合わせ窓口）	平日9:00〜16:00
Diplomat(ディプロマット)	https://diplomat-jpn.com/inquiry/	03-6424-8588（問い合わせ窓口）	平日9:00〜12:00 / 13:00〜17:00
セントリー(Sentry)	https://masterlocksentry.jp/sentry/order/	03-5447-5311（代表）	記載なし
アイリスオーヤマ(Iris Ohyama)	https://www.irisohyama.co.jp/support/	022-221-3400（代表）	記載なし
オカムラ	https://www.okamura.co.jp/inquiry/office/	0120-81-9060（問い合わせ窓口）	平日9:00～17:00

鍵業者に依頼する

緊急性を要するケースでは、鍵業者へ依頼するのがおすすめです。

多くの鍵業者では即日での対応が可能なほか、メーカー対応が難しい古い金庫や海外製の金庫などにも対応できます。

「カギお助け本舗」では、テンキー式金庫の鍵開けにも対応しておりますのでお気軽にご相談ください。

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鍵業者に金庫の鍵トラブルを依頼する際の費用相場と流れ

鍵業者にテンキー式金庫の電池交換や鍵開けを依頼する場合、どのくらいの費用がかかるのでしょうか。

ここからは、テンキー式金庫のトラブル対応にかかる一般的な費用相場と、依頼から作業完了までの流れを紹介します。

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テンキー式金庫の電池交換：8,800円〜

金庫の電池交換を依頼する際の費用は、8,800円〜が目安になります。

ただし、電池ボックスが金庫の内側にあって扉（鍵）を開けなければならないときは、追加作業（鍵開け費用+1万1,000円〜）が必要です。

テンキー式金庫の鍵開け：1万1,000円〜

テンキー式金庫の鍵開け作業の費用は、1万1,000円〜が目安です。

暗証番号を忘れた、または電池を交換しても反応がないといった場合では破壊を伴う作業になるケースもあります。

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出張費：+3,300円〜

鍵業者や地域によっては、上記の作業料金に加えて出張費が別途かかることがあります。

出張費の相場は、3,300円〜が一般的です。

また、夜間や早朝、休日に依頼する場合は、時間外料金として追加費用が発生することも。

「カギお助け本舗」では出張費無料で対応させていただいています（ただし、お見積り前のお客様都合でのキャンセルの際はキャンセル料が発生するケースがございます）。

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鍵業者に依頼する流れ

鍵業者へは、まず電話やWebサイトから問い合わせますが、急ぎの場合は電話がおすすめです。

このとき、金庫のメーカー名や型番、試した対処法などを伝えておくとその後のやり取りがスムーズに進みます。

鍵業者が現地に到着したら改めて症状などを説明し、状況を確認してもらったうえで、必要な作業内容と料金の見積もりを提示してもらいましょう。

見積もり内容に納得できたら作業開始となり、作業完了後に料金を支払う流れです。

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金庫トラブルで騙されないために！信頼できる鍵業者の選び方3つ

鍵業者の中には、過度な不安を煽って高額請求をする悪質業者も存在します。

ここからは、鍵業者を選ぶためのポイントを3つ紹介しますので、依頼時の参考にしてください。

電話対応は丁寧か

問い合わせの際の電話対応は、信頼できる鍵業者かどうかを見極める重要なポイントです。

言葉遣いが乱暴、不誠実、質問への回答が曖昧など、少しでも不安な要素があったときは別の鍵業者に依頼しましょう。

料金は相場と比較して適正か

金庫の鍵トラブルにはある程度の相場があり、明らかに相場よりも安い場合は注意が必要です。

たとえば「鍵開け980円〜」といった表示はおとり広告である可能性が高く、実際には「特殊作業費」や「特殊工具費」といった内容を追加し、高額な追加料金を請求する手口もあります。

必ず作業前に見積書を発行してもらい、納得したうえで正式に依頼するようにしましょう。

「見積書は発行していない」「作業してみないとわからない」などといって勝手に作業をはじめる鍵業者は悪質な可能性があります。

「カギお助け本舗」では、作業前のお見積もりを必須としているため、作業後に追加で費用が発生することは一切ございません。

安心してご依頼ください。

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無理な勧誘・押し売りはないか

電池交換だけで解決できるにもかかわらず「鍵開け作業が追加で必要です」「破壊しないと開けられません」など、高額な作業を押し付けようとする鍵業者には要注意です。

その場の空気に流されて契約してしまい、後々高額な請求に気づいたときはクーリングオフが認められるケースもあります。

困ったときは一人で悩まず、消費生活センター（188）へ相談しましょう。

テンキー式金庫のトラブル解決なら鍵業者がスピーディで確実

テンキー式金庫が開かなくなる原因は電池切れが多いものの、金庫の中に電池ボックスがあるモデルだと、まずは扉（鍵）を開けなければいけません。

また、電子部品の不具合が疑われるケースでは自力での解決は困難なため、メーカーに問い合わせるか、急ぎの際は鍵業者に相談するのが確実な方法です。

「カギお助け本舗」は、全国の優良鍵業者と提携しており、テンキー式金庫のご依頼も承っております。

24時間365日対応しており、地域によっては最短5分で駆けつけることも可能です。

金庫が開かずお困りの際は、無理せず「カギお助け本舗」にご相談ください。